記者のスタイルというのも、ずいぶん変化している。今から二十数年前、私が某地方新聞社に入社した時は、13字×8行の原稿用紙に水性ボールペンで手書き。写真はもちろんモノクロフィルム、ICレコーダーなどなく、取材はすべてメモだった。
それが今や、デジカメで撮影し、PCでメモを取る時代。ICレコーダーでの録音もある。確かに便利になった。しかし、果たして記者にとってそれは全部が全部いいことなのだろうか。録音がうまくいかなかったら、PCのバッテリーが突然切れたら……。そのときどうするのだろうか。
そんなときにでもうろたえず、名刺の裏にでも、その辺に落ちていた広告紙にでもメモを取るような、底力を持たせたいと思う。明日から若い記者には、手書きで原稿を書かせよう…。でも、Web媒体なのでかえって面倒か。(O)
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