サン調剤薬局

滋賀県守山市にある『サン調剤薬局』のブログ

投稿時間 : 15時17分17秒

カテゴリー : 指定なし(ブログ)

ジャンル : 日記

滋賀県守山市サン調剤薬局西川でございます。
本当に毎日暑いですね。
滋賀もかなり暑いです。

連休前に行った局内研修会の報告をさせて頂きます。

研修日時   平成29年4月22日土曜日 16:00~16:30
研修タイトル 下部尿路疾患
研修要旨
1、下部尿路疾患の症状には、排尿症状と蓄尿症状がある。排尿症状には尿勢低下、腹圧排尿、排尿遅延などが、
  蓄尿症状には頻尿、夜間頻尿、尿失禁、切迫性尿失禁などがある。
2、QOLに最も影響のある症状として夜間頻尿があるが、他に女性では尿失禁、男性では尿勢低下の訴えも多い。
3、過活動膀胱とは「急に我慢できないような尿意が起こる」「トイレが近い」「急にトイレに行きたくなり、我慢が
  できず尿が漏れてしまうことがある」などの症状を示す病気である。治療は抗コリン薬とβ3受容体作用薬が
  中心である。抗コリン薬は膀胱が収縮するのを抑制するが、副作用として口渇・便秘・尿閉などが起こりやすい。
  β3受容体作用薬は膀胱が弛緩し膀胱容量を増大させることにより効果を発揮する。
4、前立腺肥大症とは、膀胱の下にある前立腺が肥大して尿道を圧迫し、排尿障害を起こす病気である。治療は
  α1受容体遮断薬とPDE5阻害薬と5α還元酵素阻害薬などが主となる。α1受容体遮断薬は前立腺肥大症
  に伴う排尿困難の薬として現在最も多く使われており、作用機序は前立腺を弛緩させ前立腺の尿道に対する
  圧迫を軽減することである。α1受容体遮断薬の副作用としては、血圧低下、めまい、下痢、射精障害などで
  あるが、α1Aやα1D受容体への選択性が高いでは血圧低下が少ない。PDE阻害薬の作用機序は平滑筋
  の弛緩作用によるもので効果発現が早い。5α還元酵素阻害薬の作用機序は前立腺細胞の増殖を抑制し
  前立腺を縮小させるが、効果があらわれるのに数か月がかかることから長期間の服用が必要で、服用を
  止めると元にもどってしまう。5α還元酵素阻害薬は勃起障害や性欲減退などの副作用は少ないが、PSAを
  約50%減少させるため服用中は前立腺がんの評価も併せて行う必要がある。
5、排尿症状と前立腺が大きいケースではα1遮断薬+5α還元酵素阻害薬の併用が、排尿症状と蓄尿症状を
  併せ持つケースではα1遮断薬+抗コリン薬またはβ3受容体作用薬の併用がされる。専門医の立場としても
  抗コリン薬+抗コリン薬のように同じ薬効を併用する処方はしない。


前回研修会 体重を気にする患者さんへの生活指導 http://blog.cabrain.net/CN112049/article/id/102065.html
局内研修会履歴 http://www.myph.jp/sun_pharm/pc/free2.html

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局内研修会報告 下部尿路疾患

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