サン調剤薬局

滋賀県守山市にある『サン調剤薬局』のブログ

投稿時間 : 12時46分21秒

カテゴリー : 指定なし(ブログ)

ジャンル : 日記

滋賀県守山市サン調剤薬局西川でございます。
今年の秋は雨がよく降りますね。
近隣で実習中の薬学生の方に集まってもらい、集合研修を数回行うのですが、
毎回、雨で来てもらうのが気の毒で仕方ありません。

研修日時   平成29年9月26日火曜日
研修タイトル 新薬勉強会パルモディア
研修要旨
1、中性脂肪は体を動かすエネルギー源となり、トリグリセライド(TG)と呼ばれる。食事から摂取されるものと
 肝臓で合成されるものから成る。中性脂肪が増えると、悪玉コレステロールが増加し、善玉コレステロールが
 低下する。
2、中性脂肪が増える原因として、食事の欧米化、脂質摂取の増加、運動不足などが挙げられる。食べ物では、
 炭水化物、脂身、砂糖を多く含んだお菓子、アルコールが原因となる。中性脂肪を効率よく燃焼させるには、
 有酸素運動が効率的である。
3、脂質異常症の治療の現状課題は以下の通りである。
 ・TG 150mg/dL未満の達成率は50%
 ・肝機能・腎機能への影響が懸念される
 ・スタチンと併用しにくい
 ・スタチンにより、虚血性心疾患イベントは30%減らせると言われるが、70%のリスクは残存する。
4、虚血性心疾患イベントのリスクは、TG・LDL-C・HbA1cの高値である。
5、パルモディア錠(ぺマフィブラート)は新規のフィブラート系薬で以下のような特徴がある。
 ・フィブラート系薬剤はTGを減少させ、HDL-Cを増加させる。
 ・遺伝子の中で脂質代謝に関わる標的遺伝子の転写を選択的に調節する。
  その他の遺伝子への影響を少なくできたため、安全性が高くなっていて副作用が少ない。
 ・腎機能への影響が少ない。他のフィブラート系薬剤は尿中排泄であるが、パルモディア錠は糞中排泄である。
 ・スタチンとパルモディアを併用した結果、プラセボとパルモディアの併用と副作用の発現率に差はみられ
  なかった。
 ・肝機能が改善されたというデータもある。
 ・高TG血症患者や、動脈硬化リスクの高い患者(メタボリックシンドロームや糖尿病患者)への使用が望まれ
  ている。
 ・1回0,1mg 1日2回 朝・夕 (食事の影響は受けない) 最大用量は1回0,2gを1日2回。
 ・併用禁忌:シクロスポリン、リファンピシン

前回研修会報告 重症熱性血小板減少症候群(SFTS) http://blog.cabrain.net/CN112049/article/id/103434.html
局内研修会履歴 http://www.myph.jp/sun_pharm/pc/free2.html
薬局HP http://www.myph.jp/sun_pharm/pc/index.html
薬局スマホサイト http://sun-ph.jp/sumaho/

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滋賀県守山市サン調剤薬局西川でございます。
先月の局内研修会でマダニについて勉強しました。
来月、マラソン大会に参加予定なのですが、マダニは怖いですね。
できるだけ肌の露出を減らし長袖・長ズボンで行かないと。

研修タイトル 重症熱性血小板減少症候群(SFTS)
研修日時   平成29年9月16日土曜日16:15~16:30
研修要旨
1、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)とは、マダニが媒介するウイルスによる感染症である。
  感染経路:多くの場合、ウイルスを保有しているマダニに咬まれることにより感染する。
  症状:発熱、消化器症状(嘔吐、下痢、腹痛、下血)で、時に、頭痛、筋肉痛、神経症状、出血症状を起こす。
  潜伏期間:6~14日。
  治療方法:有効な抗ウイルス薬はない。
  予防:マダニに咬まれないよう対策を講じる。肌の露出を少なくするため、長袖・長ズボン・手袋を着用し、帽子
     をかぶったり、首にタオルを巻く。
2、マダニは、植物の葉陰、地上1mくらいの高さから、動物や人に飛びついて体の比較的やわらかい部位に
  かみつき吸血する。咬まれても自覚症状はなく、気づかないことが多い。
3、マダニに咬まれたら、無理に引き抜こうとせず、医療機関(皮膚科など)で処置(マダニの除去、洗浄など)をして
  もらう。咬まれた後、数週間程度は体調の変化に注意し、発熱等の症状が認められた場合は医療機関で診察を
  受ける。


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投稿時間 : 15時22分19秒

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研修日時   平成29年9月15日
研修タイトル 吸入療法での最近の話題
研修要旨
1、肺機能が正常であっても、気管支喘息患者は健康成人より末梢気道抵抗や中枢・末梢気道の炎症細胞数が高い。
2、全投与量に対する薬剤分布(LABA、LAMA)はフルティフォーム42%、シムビコート27%、レルベア19%と報告
  されている。
3、エアゾール剤はドライパウダーより薬剤の肺全体への分布率が高い。
4、アドエアからフルティフォームに切り替えた場合、アドエアを継続した場合よりも炎症細胞数の低下に有意差が
  あったとの報告がある。
5、フルティフォームの長期使用における喘息憎悪発生率は、アドエアやシムビコートよりも低かったとの報告がある。
6、フルティフォームの用法は症状に応じて、1回2~4吸入、1日2回投与する。
7、フルティフォームはエアロゾルの移動速度が遅く、ゆっくり噴霧されるため、ゆっくり深く吸入する方が薬剤の
  肺内の分布率が高くなる。
8、3日以上使用していなかった場合は空打ちをしてから吸入する必要がある。
9、フルティフォームは湿気に強いので、洗面台に置いておいても問題がない。そのため、お風呂上がりや
  歯磨き前に吸入しやすい。


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研修日時   平成29年9月16日土曜日15:30~16:00
研修タイトル 亜鉛製剤ノベルジン
研修要旨
1、亜鉛製剤ノベルジンは、2008年ウィルソン病治療薬として発売されていた亜鉛製剤である。今年春に
  低亜鉛血症の効能を追加取得したため、長期投与可能である。
2、亜鉛の主な働きは以下の通りである。
  身長の伸び(小児)、味覚・嗅覚の維持、皮膚代謝、精神・行動への影響、生殖機能、免疫機能、骨格の発達。
3、亜鉛の吸収は、胃からは殆どされず、十二指腸から空腸上部で吸収される。吸収率は20~40%程度。
4、亜鉛は経口摂取後の血漿中ピークは3時間以内である。成人(体重70kg)の体に含まれる亜鉛の量は
  1.5~3gで、60%が筋肉に、その他、20~30%が骨、8%が皮膚・毛髪、4~6%が肝臓に分布している。
  血清中では主にアルブミンと結合している。
5、亜鉛の適正摂取量は、日本人の食事摂取基準では、成人男性で10mg/日、女性で8mg/日とされている。
  しかし、国民健康・栄養調査では平均摂取量は、男女ともに20歳代以降で推奨量に比べてやや少なく、摂取
  不足気味で、妊婦・授乳婦で著しく少ない。
6、亜鉛不足をきたす要因には、年齢的な特徴がある。
  摂取不足 菜食主義者(動物性タンパクの少ない食事)、低栄養、高齢者
  需要増大 妊娠、授乳
  吸収不全 慢性肝障害、炎症性腸疾患 
  排泄増加 キレート作用のある薬剤※1の長期服用、糖尿病、腎疾患、透析
  ※1 Lドーパ、炭酸リチウム、イミプラミン、ビグアナイド、メチアゾール、アロプリノール、カルバマゼピン、
  アザチオプリンなどがある。
7、亜鉛不足状態にみられる主な病態として、皮膚炎、食欲低下、貧血、下痢、味覚障害、骨粗鬆症、発育障害、
  創傷治癒遅延、性機能不全、易感染症などがある。
8、亜鉛含有量の多い食品は牡蠣、レバー、牛肉等である。




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