社会福祉法人 愛知玉葉会 第二尾張荘

愛知県名古屋市守山区にある『社会福祉法人 愛知玉葉会 第二尾張荘』のブログ

22
2014-11

特・撮・詳・説

投稿時間 : 10時00分00秒

カテゴリー : ヨンマルパパのサブカル談義

ジャンル : 日記


  
連休ということで、ライトなネタをお届けします。

ただし、トリビア満載ですので、ご注意ください(^^)


先週金曜日は、振替休でした。自宅で用事を済ませた後、足早に名古屋へ。

そして、またまたやってきました、名古屋市科学館(^^)





『館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技 』です。

一昨年の東京で1回、ここ名古屋で3回の計4回。

我ながら、好きですねェ。

このままだと、きっと、あと数回はいくんじゃないですかね(^^)

今回は、撮影可能なものを中心に多数の画像をUPし、あわせて

同博物館の見どころを順を追って詳しくご紹介していきます。


まずチケットを購入し、ゲートでスタンプを押してもらい入場、左手奥の階段を

降りて建物地下の特設会場へ。階段を降り切ったところに特別展の入口があり、

ここでチケットがもぎられ、いよいよ『特撮博物館』内部へGO!

この入口で500円の音声ガイドを借りるのが、個人的にはおススメ。

47か所に解説ポイントがあって、その場所で再生機に指定の番号を入力すると

声優・清川元夢氏(『エヴァ』の冬月教授役で知られる)の渋い声でちょっと(かなり)

マニアックな内容の解説が流れます。ところどころ音楽付き。これがイイのよヽ(^o^)丿


入口には庵野館長のあいさつ文があり、それを読みながら会場へ入っていくと、

最初に目に飛び込んでくるのが、東京タワーの二点のミニチュアと東宝映画『モスラ』(昭

和36年)の特大パネル。ちなみにこの映画が、最初に東京タワーを破壊した作品になり

ます。渋谷駅のセットの素晴らしさも必見の大娯楽作品です。

この脇で樋口真嗣副館長による解説書が無料配布されていますので、必ず入手あれ。

つづいて、最初のブースには東宝特撮映画などに登場するメカニックのミニチュア群が

多数陳列。あの『海底軍艦』(昭和38年)の有名ドリルメカ、轟天号もいます。

ほかには、SF大作『妖星ゴラス』(昭和37年)のロケット、『怪獣総進撃』(昭和43年)の

傑作メカ・ムーンライトSY-3、東宝特撮陸上兵器の最高峰である「メーサー殺獣光線車」。

ただし、『フランケンシュタインの怪人 サンダ対ガイラ』(昭和41年)版のオリジナル

ではなく、平成12年の『ゴジラXメカゴジラ』版である90式ですが。

また、これは東宝作品ではありませんが、懐かしい手塚治虫原作×ピープロ製作の

『マグマ大使』(昭和41年)の金色のロケットも必見!!


壁には、東宝特撮の傑作メカニックを生み出した挿絵画家の小松崎茂画伯らのデザイン画

紹介しており、これも興味ぶかい。

『妖星ゴラス』に登場したVTOL機は、初期の東宝特撮の美術担当だった渡辺明氏による

デザインですが、のちにTV『ウルトラマン』(昭和41年)の科学特捜隊・ジェットビートルに

転用されており、これのデザイン画は注目です。


展示スペース中央に設置されているのは、『メカゴジラの逆襲』(昭和50年)に登場した、

メカゴジラ2のスーツ(着ぐるみ)。40年前の代物です。

私が幼稚園児のときの映画ですが、幼稚園で割引券をもらったのに連れて行ってもらえず、

悔しい想いをしたことが(T_T)。それはともかく、これは当博物館の目玉の一つで、ぜひ隅々

までご堪能いただきたいですね。名古屋会場では、360度全周囲から見ることができるので、

樋口真嗣副館長はトークショーで、かつての映画の名シーンになぞらえて、「後方からメカ

ゴジラを見ると、その肩越しに対峙するゴジラの姿が心の目にきっと見えるはず」といった

ニュアンスのこといっておられました(^^)


この右手には、『ゴジラ対メガロ』(昭和48年)に登場したヒーローロボ、ジェットジャガー

のマスクと飛び人形が(当時は結構好きでしたが、今見ると、ちょっとカッコ悪い・・・)


そのとなりには、『ウルトラマン』『ウルトラセブン』(昭和43年)『マイティジャック』

(昭43年)でデザインを担当した彫刻家・成田亨氏のコーナーが。氏独特の美意識を

ご堪能あれ(成田氏は、先日書いた高倉健さん主演の『新幹線大爆破』で特撮を担当)。


その正面には、その成田氏の代表作にして最高傑作、『マイティジャック』のメカたちが(頭上

にも!!)。むろん、40%しか残っていなかった当時のミニチュアを当時と同じ板金などの

手法でレストアされたした3m大のマイティ号は最大の目玉。とにかく美しいの一語に尽きる。

機体各所にある操演用(ピアノ線をつけるめの)吊り点にもぜひご注目を。


続いて注目は、ウルトラシリーズの防衛組織が使用するメカニックたち。

いずれも現存する当時のミニチュアをレストアしたもので、これは、もう、男の子なら、

大興奮のハズ。

まずは、さきほど紹介したジェットビートル、『帰ってきたウルトラマン』(昭和46年)の防衛

MATのマットアロー1号、2号、マットジャイロ。いずれも現用兵器のようなリアリティ

があって、カッコいい。マットジャイロは、ニュースで騒がれるオスプレイを先取りしたような

デザインです。私個人では、歴代防衛組織の中で、このMATが一番好きですね。

ついで、『ウルトラセブン』・ウルトラ警備隊のウルトラホーク1号。

成田亨デザインによるシャープで未来的な機体は、今も古さを感じさせません。

同じくウルトラ警備隊の宇宙衛星V3は、今回の名古屋会場が初展示だそう。

そのほか、『ウルトラマンA』(昭和47年)・TACのタックファルコンは、MATと同様

リアル志向ですが、『ウルトラマンタロウ』(昭和48年)・ZATのコンドル1号と地上車両

ラビットパンダはとてもユニクな外観をしています


そして、デザインがユニークといえば、その後方に独立して飾られた、私が幼稚園児の頃大好き

だった、ZATのスカイホエールが。とにかくでかい。そして、機体のブルーがキレイで、細かく

表面に穿たれたリベット跡もイイ。ずっと見ていたいです(^^)。そういえば、内覧会の際のトーク

ショーで、劇中の機体色はもっとくすんだイメージなのだが、実際のミニチュアは納入時には

このような鮮やかなブルーで、操演のためのピアノ線を背景となじませるために吹く艶消し

スプレーが表面に付着して、だんだん色がくすんでいくという裏話を、樋口副館長とミニチュア

修復を行った原口智生氏がおっしゃっていました。


順序が前後しますが、。頭上にはウルトラマン、セブン、新マン(『帰ってきたウルトラマン』)

の飛行撮影用の通称「飛び人形」、そして壁面には、各防衛隊が使用した未来の銃器(スーパーガ

ン、ウルトラガン、マットシュート、ZATガン)、ウルトラセブン、ウルトラマンBタイプの実

マスク展示されています。これらも造形美がすばらしく、思わず見惚れてしまいます。


つぎは、ウルトラシリーズと比べ、ちょっとマイナーなヒーローたちの実物マスクが9点。

壁面に解説が掲示されていますので、それを読みながら、各ヒーローの活躍を

想像してください(サンダーマスク、ファイアーマン、アイアンキング、スペクトルマン、シルバー

仮面、シルバー仮面ジャイアント、ジャンボーグA、ジャンボーグ9と、ああ、あと一点が

どうしても思い出せない・・・レッドマンだったかな??あ、思い出した、多分、ミラーマン

ですよ)。


左隣には、東宝製作のテレビ作品、『流星人間ゾーン』(昭和48年)の実物マスクとスーツの

展示。スーツは相当劣化していますが、なかなか残っていないもので、これはかなりの貴重品

でしょう。




さて、ここからは、展示スペースを移動。順路をたどると、この博物館のためにスタジオ

ジブリが製作した短編実写映画『巨神兵東京に現わる』(樋口副館長が監督をつとめた)と

そのメイキング映像がイベントホールでご覧いただけます。

とにかく、この映画を観なければ始まりません。絶対に見逃さないように(^^)

ちなみに、メイキングが重要で、何度見ても面白いです。

東京会場はちゃんとした椅子がありませんでしたが、名古屋会場は劇場のような

ホールで鑑賞できるのがイイですね。ここはミソです。

ホール入り口前には、この映画の原点である宮崎駿氏の『風の谷のナウシカ』(徳間書店・

月刊「アニメージュ」連載)の漫画画稿が大きく引き伸ばされて展示され、その前の

ケース内には、同作品のアニメ映画版(昭和59年)にて、デビュー当時の庵野館長が

宮崎監督に抜擢されて描いた、今日も語り草となっている「巨神兵起動シーン」の貴重な

生原画を展示(ちなみに、今回の映画でもプロトンビームの合成素材の原画は、庵野館長

担当されています)。

トイレへの通路を挟んだ隣には、庵野館長、樋口副館長によるイメージスケッチ、画コンテ

いつもながら、樋口副館長の画コンテはカッコいいです。素晴らしい。

ホール入り口わきには、巨神兵のデザイン画と、それをもとにした有名造形家の

竹谷隆之氏が製作したひな形も展示。そして、その向かい側には、撮影用に製作された

巨神兵のロッドパペットと手前には大爆発エフェクトシーンように樋口監督が考案した綿

で作ったキノコ雲が(^^)。共に目からうろこのアナログ技法です(くわしくはメイキングで)。

さらに奥の窓際の休憩スペースにはモニターが置かれ(内覧会時と息子といった時は、

キノコ雲の左横にあって、混雑の原因となっていましたので、移動させたのでしょう)、

ここではホール内とは別のメイキング映像を上映していますので、こちらもお見逃しなく!



映画を観終わったら、つぎは元来た通路を戻り、「特美倉庫」へ。ここは、東京都世田谷

にある東宝撮影所内にあった特撮美術倉庫の雰囲気を再現したもの。

いろいろなミニチュアや撮影機材がてんこ盛りで、一点一点見ていると、本当に見飽き

ないです。飛びもの(飛行機)は上から吊ってあります。

私的にツボなのは、巨大なB-29スーパーフォートレス。東宝映画『零戦燃ゆ』(昭和59年)

で製作され、樋口副館長の初長編監督作品『ローレライ』(平成17年)などにも使用された、

百戦錬磨のミニチュアです。

これ以外には、復活『ゴジラ』(昭和59年)で話題となったロボットゴジラ(サイボットゴジ

ラ)のスケルトンヘッド、破壊用の巨大ゴジラ脚、平成版のキングギドラやモスラ、数々の戦闘機

や戦車、鉄製列車、船舶などに加え、仕掛けた火薬を連続爆発させるための発火装置である通称:

三味線(さきほどのメイキング映像にも出てきます)や、往年の特撮用35mmキャメラの名機・

ミッチェルなども要注目でしょう。



さて、ここを過ぎると、つぎは怪獣造型工房ですが、正面は、『ゴジラVSデストロイア』

(平成7年)に登場した大迫力のゴジラスーツと東宝造型工房内部を再現したブース。

片隅には、なにげなく『おはよう!こどもショー』に登場した超マイナーヒーロー、『行け!

ゴッドマン』のマスクも・・・

左手壁面にはゴジラの生みの親ともいうべき、円谷英二氏(詳細は後述)のスチールが

掲げられ、その前には初代ゴジラを東京湾に葬り去った秘密兵器「オキシジェンデストロイヤ―」

の実物プロップ。金属製でひんやりとした質感がカッコいい。開発者であり、ゴジラと運命を共に

した悲劇の天才科学者、芹沢大助博士(故平田昭彦氏が演じた)のスチールも・・・


右側には、東宝特撮映画の黄金期を支えた特殊美術の第一人者である井上泰幸氏が

残された図面やスケッチ。氏は東宝特撮の縁の下の力持ちで、近年インタビューや資料

で構成された書籍『特撮映画美術監督 井上泰幸』がキネマ旬報から発刊され、再評価

されています(ちなみに装丁は樋口副館長、帯のコメントは庵野館長)。


それ以外では、今日ではすっかり廃れてしまった板金を使ったミニチュア製作の技法、

機電と呼ばれるヒーローたちのマスクやカラータイマーを明滅させる技術、

1/6で精巧に作られた住宅のミニチュアに代表される木工の技も、地味ではあるが

見逃せない展示です。

あと、このコーナーには、大映の『大魔神』(昭和41年)や初期ウルトラシリーズで

怪獣造型を担当した彫刻家の高山良策氏も紹介されています。

また、樋口副館長の出世作である平成ガメラシリーズ三部作のうち、第二作目である

『ガメラ2 レギオン襲来』(平成8年)に使用された実物ガメラスーツ、第三作目の『ガメラ

邪神降臨』(平成11年)で使用された、今は無き渋谷パンテオンの精密なミニチュアも見所

です。頭上につるされたギャオスと飛行ガメラも見落とすな!!







ここを過ぎると、いよいよ撮影可能なコーナーとなります。

ここからは、画像を交えてご紹介していきましょう!!


まず下は、上空から飛行中の航空機を撮影する際、航空機を天地さかさまにして、

機体下部にピアノ線を張って撮影する手法の紹介。

こうすることで、ピアノ線をバレにくくするのです。




つづいて、誰もが知るウルトラマン変身時の撮影トリック(このウルトラマンはオリジナルの

小道具ではなく、近年制作された映画のために新規で作られたものです)。



デュワッツ!!



カッコいい!!

飛び出してくるような迫力は、右の拳を極端に大きく作り、足に向かって

パースをつけて小さく造型されることで効果的に再現されています。

横から見ると、こんな感じ。

すごいディフォルメぶりです(^^)





ウルトラマンだけでなく、多くの巨大ヒーローの変身シーンは、おおよそ、このようにして

撮影されているのです。




その『ウルトラマン』の生みの親ともいうべき存在であり、それに先立つ昭和29年『ゴジラ』

のスペクタクル映像を作り上げ、今日なお「特撮の神様」と呼ばれつづける円谷英二(つぶらや

えいじ 1901~1970)。キャメラマンとして映画界のキャリアをスタートさせましたが、生来

のアイディアマンで、様々な特殊撮影の技法や技術、装置を発明・考案しました。

この人がいなかったら、おそらく、今日世界から賞揚される「クールジャパン」は無かったので

ないか、私はそう思っています。

むろん、企画者の田中友幸プロデューサー、原作者の香山滋氏、本編を演出した本多猪四郎監督

をはじめとする多くのスタッフの才能と尽力がその作品を支えたことはいうまでもないことです

が、円谷英二のノウハウなかりせば、『ゴジラ』は絶対に生まれえなかった。

『ゴジラ』の誕生と成功が無ければ、それにつづく東宝空想特撮映画の数々の傑作は生まれなか

たのは明白です。

戦後復興期、日本人のSFマインドを涵養したともいえるこれらの作品群が、わが国の少年たち

やその後クリエーターとなっていく人々へ与えた計り知れない影響を考えると、これ無くしては、

後続作品の誕生はなかったか、そうとう変わった形になっていたと思うべきです。

わが国のSFは、一部好事家だけのマイナーなものに留まっていたかもしれません。

むろん、のちの円谷プロは存在せず、ウルトラマンも誕生しなかったでしょう。

ということは、怪獣ブームも『仮面ライダー』(昭和46年)による変身ブームも、

『マジンガーZ』(昭和47年)に端を発するロボットアニメブームも無かった。

これらは強い相互刺激によって成立していったと考えられるからです。

となると、大ヒットとなった『宇宙戦艦ヤマト』(昭和49年)も『機動戦士ガンダム』(昭和

54年)も生まれえず、それらによって巻き起こったアニメブームも無ければ、青年層のファン

も、彼ら向けの専門誌誕生しなかったかもしれず、それに連載された漫画が原作となった

『ナウシカ』が生まれる機会無く、後年の宮崎ジブリ作品も存在せず、だから、宮崎監督が

アメリカでオスカーを手にすることもなかった。

当然、少年だった庵野秀明がこれらの作品から多大な影響を受けて作り手に回ることも無く、

もちろん、『エヴァンゲリオン』なる作品も生み出されなかったでしょう。

この企画実現に尽力したスタジオジブリの鈴木敏夫プロデューサーは、「エヴァの原点は、

ウルトラマンと巨神兵」というコピーを考案しましたが、さらにその原点、源流には、

円谷英二という存在があったことは間違いありません。

ちなみに世界に目を向ければ、ハリウッドのヒットメーカーである、スピルバーグもルーカスも、

若いころから「エイジ・ツブラヤ」をリスペクトしています。

世界中の映像エンターテイメントに大きな足跡を残したのが、この円谷英二という人物なのです。



数々の名作を世に残し、のちの世のクリエイターたちに、今なお多大な影響を与えつづける

円谷英二は、大阪万博の年、昭和45年(1970)1月25日、急逝。享年68。




その円谷英二の遺作となった『日本海大海戦』(昭和44年)における、佐世保軍港に

停泊する日露戦争時の連合艦隊を、今は無き東宝特撮大プールで撮影している様子。

サングラスの人物が助監督の中野昭慶(『日本沈没』《昭和49年》が代表作)、その左二人目

咥えタバコの人物が円谷英二。その前で上を向いているのが先述した井上泰幸だろうか(

なお、このスチールは、『特撮映画美術監督 井上泰幸』の表紙にも使用されています)。

東宝特撮の古き良き最後の時代の様子をとらえた素敵な一葉でしょう。





特撮の花形は操演。今や失われてしまった技術のひとつ。



このような大規模なセットを作って映画を撮ることは、今の時代なくなってしまった・・・



そして、見事な雲と空の背景画。これを描いたのは・・・



島倉二千六(しまくら ふちむ)氏。

この方は、今や雲を描くアーティストとして活動されていますが、元は東宝特撮映画で

セット奥の背景画(ホリゾント)を描くことからキャリアをスタートされました。

写真と見まごうばかりのリアルな雲と空は、まさに神業です。



これは壁面に飾られていた寄せ書き。

この博物館の関係者や業界の有名人のもの多数。

どのサインがどの人のものか、探ってみるのも一興(^^)




そして、同博物館最後の目玉、撮影可能の特撮セット。

多くは、『巨神兵東京に現わる』で製作されたビルや東京タワーなどが所狭しと

立て込まれています。もう少し広くても良かったかな(^^)

あと、東京会場は、トップライトから自然光が入ってくる場所だったので、光線の具合が

もっと自然だったのですが、これは会場の制約上、ないものねだりでしょう・・・









庵野館長のコメントです。









この陸自の90式戦車は東京マルイのラジコンです。私、同じものを持っています(^^)



実際の木(ヒムロ杉など)を使って樹木を表現します。





自分で自分をパチリ(^^) ビルの看板も精巧です。














「内引き」と呼ばれる室内から見た主観を撮影するために作られた部屋のセット。

窓の外には、奥に行くに従ってスケールが小さいミニチュアが順に配置され、

遠近感を表現しています

ちなみに、この部屋は1/6で精巧に作られています。生活感にあふれていますね。

透明のゴミ袋まで(^○^)








ミニチュア内に設置された小型カメラからの映像は、上の2台のモニターに映っています。

このモニターは、「ビジコン」と呼ばれるもの。

今はデジタルムービーカメラが主流となっていますから必要ありませんが、

かつてフィルム時代には、カメラマン以外、現像してみないとどのような映像になっているかが

分からなかったため、カメラレンズに写った映像を出力して、その場でこうしたモニターに投影し、

確認していました。



以下は、小物の数々です。たぶん、1/6のスケールですね。

一見すると本物に見えます。









こうした何気ないディテールの積み重ねが画面に厚みを加えていきます。



トラックの荷台にもこんなものが。



あ、こんなところに、東宝空想特撮映画に数多く登場したパラボラ兵器の元祖、

『地球防衛軍』(昭和31年)のマーカライトファープが。スタッフのお遊びでしょう(^^)

このように、いろいろと発見があるかもしれない。写真撮影ばかりではなく、細かいところを

観察してみてください。思わぬ発見があるかも!?



送電線。こういうミニチュアが画面の手前に配置されると、ぐっと引き立つのです。

日本らしい風景でもあります。






屋上の空調用設備でしょうか。






以上が、会場内で撮影可能なセットになります。

このあと、ふたたび、撮影禁止のエリアとなり、庵野館長のお礼の挨拶と、

館長の個人コレクションのフィギュアたちが入場者を送り出してくれます。

どちらかというと、『仮面ライダー』など、今回展示のない東映系の作品が多い気がしますが(^^)

私が持っているフィギュアと被るものもたくさんあって、所詮ワレワレのような人種の趣味と

美意識は、一緒なのだと納得(^○^)


ここを過ぎると売店になります。映像ソフト、書籍から玩具、小物まで、特撮関連のグッズ

がいろいろと売っていますので、お気に入りを探してください。図版も豪華で、内容も濃く、

オススメ。

ちなみに私は今回、これを買ってしまいました(^^)




『ウルトラマン』で、ハヤタたち科学特捜隊の隊員たちが制服襟につけていた流星マークの

バッチ。劇中では通信機になる設定で、アンテナが伸びて基地と交信できました。

当時の子供たちにとっては、憧れのグッズ。

むろん、これは実際に交信できるわけではありませんが、ちゃんとアンテナが伸縮します。

質感も良く、これで900円は安いのではないでしょうか。

さすがに、実際、ジャケットの襟にこれをつける勇気はありませんが・・・




さて、会場を後にしてエスカレーターで出口へ。

その正面には、強遠近法ミニチュアセット飾られており、ここも撮影可能となっています。

ちなみに最初の東京会場では、このセットは本会場内にあったため、撮影できませんでした。

下はその説明ですが、すいません、ピントがボケてしまいました(+o+)




極端なパースをつけて、奥行きを表現するという手法です。

手前の車から、だんだんスケールが小さくなり、高架道路のセットのスケールも

奥に行くにしたがって小さくなっています。アングルは限定されてしまいますが、

狭い場所で空間の広がりを再現できる手法といえます。

背景を描いているのはさきほどご紹介した島倉二千六さんです。



上方から俯瞰すると、このセットの構造がよくわかります。







実をいうと、私、昔はこうした映画の撮影をするスタッフに

憧れていたことがありました。メイキングビデオを見るのも

とにかく好きでした。

美術部でしたし、本当はものをつくる仕事につきたかったのですが、

こういうのを見ていると、そのときのはかない夢が蘇ってきます(T_T)

結局、箱庭とか、精巧に作られたミニチュアが好きなんですね。

だから、ついプラモデルとかフィギュアを集めてしまうのでしょう。

先日発見した90cm大のウルトラマンには、こうした特撮セットのような

精巧な飾り台を作ってやりたいと密かに夢想しています(^^)。




さて長々と書き散らしてきましたが、これで4回目、そろそろ飽きてきた感も多少

ありますけれど、年末休みには美術部の同級生とまた来ようといっています(^^)


結構すみずみまで見たので、だんだん、いろいろと欲が出てきますけれど、

もし今後これの発展形があるのだとしたら、個々の展示物を、撮影技法や実際の

映像上映などと絡めて、もっと有機的、立体的にその関係性が把握できるような工夫

がなされるといいなあと思いますね。

実際に展示品のミニチュアを使ったアナログ時代の操演技法や合成技法を模式的に

表現するとか。

もっと大規模なセットも見てみたいし、展示用ではなく、中に入れなくても、

実際に撮影に使用するような作り込みのセットを見てみたいなァとも。

常設展になるのは、夢のまた夢なのかもしれませんが、是非次のステップへ上がって

ほしいと、幼少期からミニチュアによる特撮が大好きだったオジサンは心から願っている

のです。





戦後日本の復興とともに興隆し、日本がその勢いを失ったのと時を同じくして衰亡していく

ミニチュア特撮。

きわめて暗示的な気がしないでもありませんね。






    採・用・情・報

 

○現在、私どもでは、2015年4月採用にむけての学生の皆さんの

施設見学会を実施中。福祉系学部出身者に限らない幅広い採用を考えて

おります。


中途採用については、本CBネットにて募集しています。

待遇面や働き方については、これまでの勤務履歴や保持資格などによって

個人差があり、インターネット上の情報だけでは説明しづらい面があります。

施設見学や御説明など、随時、柔軟に対応してまいりますので、

お気軽にお電話等にてお問い合わせください。お待ちしております!! 


○リクナビ進学に当施設の若手介護職員が登場!!

  詳細は下をクリック!!(動画あります)

 

 リクナビ進学・日本福祉大学中央福祉専門学校

 

○リクナビ2015はコチラ!





○第二尾張荘デイサービスセンターでは、

 パート介護職員さんの募集を行っています! 

 働き方は、短時間パートからフルタイムまで。

 一日4時間から勤務可能。

 勤務曜日は応相談。運転免許必須。

 

○第二尾張荘では、正規看護職員さんを

 募集しています。

 月5~6回程度のオンコールができる

 正看護師さん、准看護師さんが、

 対象となります。



 以上、詳細は、

 第二尾張荘採用担当者まで

 お気軽にお電話下さい!!

 (TEL 052-794-1611)



























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ガメラ:名古屋市科学館の「特撮博物館」情報(1/2) 2014/11/25 at 2014-11-25 16:17:08

ブログ名:ガメラ医師のBlog

 前回ご紹介の「  /11/21 」に続きまして、
一昨年7月〜10月に「東京都現代美術館」で開催 されて大きな話題となり、
昨年は、4月〜6月に愛媛県松山市内の「愛媛県美術館」にて、
(@円谷ステーションニュース)
同年11月〜本年1月には、新潟県長岡市の...

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