社会福祉法人 愛知玉葉会 第二尾張荘

愛知県名古屋市守山区にある『社会福祉法人 愛知玉葉会 第二尾張荘』のブログ

08
2018-01

燃・男・星・野

投稿時間 : 10時00分00秒


それはあまりに早すぎる死だった。



6日土曜日の朝、カミさんからこの一報を聞いたとき、一瞬呼吸を忘れる

ほどに驚いた。

元中日ドラゴンズエースにして、現役時代は名うての巨人キラーとして

名を馳せ、中日、阪神、楽天で監督を務めてチームを数度の優勝に導き、

日本人の心に強烈な印象を残した名投手にして名監督、星野仙一氏が、

4日他界した。享年70歳。

死因はすい臓がんという。

かの燃える男も、この死神にはついに勝てなかったか。

心よりご冥福をお祈りいたします。



さて、私は昔野球少年だったが、近年、あまり野球を見ていない。

通勤経路にあるナゴヤドームにも、久しく足を運んでいない。

理由のひとつは、星野が名古屋に居なくなったからということが実は大きい。

落合監督時代、確かにドラゴンズは常勝球団になった(今は見る影もないが)。

しかし、彼の野球は、私個人としては、あまり面白いものではなかった。

そして、勝てばいいだろ?という感じが透けて見えた。

ついでに書くと、星野監督時代にロッテから鳴り物入りで移籍した落合は、

チームのリーグ優勝に貢献したのは確かだが、FA制度導入をめぐって選手会から

協力を求められてもそれを拒み、実際の制度がスタートした際にはさっさと自分は

その権利を行使して巨人入りした振る舞いが、私は未だに許せない。

実際、落合監督時代、その成績にも関わらず、ドームの観客動員が伸び悩んだのは

有名な話。

彼一人の責ではないとは思うが、星野監督時代と比べ、ファンの熱量の差は

歴然だった。

そうしたこともあって、私は徐々に野球に関心を持てなくなっていったのだ。


私にとっても星野はまさにスタア。そして、永遠のミスタードラゴンズなのだ。

私が生まれて初めて野球観戦に連れて行ってもらったのは、忘れもしない

小学四年生の夏休みのナイターゲームだった。

場所はむろん、かつてのドラゴンズの本拠地・ナゴヤ球場。

三塁側ではあったが、シートはフェンスから二番目。

はじめて目にしたボールパークは、青い芝が鮮やかで、両軍選手たちの様子が

間近でよく見えた。

この日の中日の先発が、押しも押されぬチームのエースである星野だった。

対するは阪神タイガースで、先発は、あの江本。

まさに、ドリームゲームである。

今となってはスコアは全く記憶していないが、星野が投げ勝ち、

しかも、彼自身がホームランを放った試合だったことだけは妙に印象に残っている。

原初体験がこれだったから、もう私にとって、中日と言ったら星野だったのだ(ちなみに、

介護保険前後に一人暮らししていた千種区の安アパートの近所には星野の自宅があって、

散歩ついでに幾度か観に行ったことがあるが、ついに本人とは会えなかった)。

今もかつて三塁側スタンドからフェンス越しに見た星野の雄姿が脳裏に焼きついて

離れない。

中日のユニフォームを最後に脱いだ後、阪神監督に電撃的に就任した際に、

大いに落胆したのと同時に、きっと球団フロントとの間に何かあったのかなと思った。

中日と縁が次第に遠くなるにつれ、淋しさが増していった。

それでも星野自身は足繁く名古屋に訪れていたようで、私が一昨年の夏に今池のピカイチ

へ行った前の週に星野が訪れていたことを知ってつい興奮した。

先日、野球殿堂入りを果たされた際のパーティでも様子は変わらなかったから、

まだまだこれからも活躍されるだろうと思っていただけに、本当に残念でならない。





あれこれと取り留めないことを書いてしまったが、最後に往年の星野ファンの一人として

要望をひとつ書かせてもらいたい。

晩年の星野は楽天に籍があった関係で、今回の急逝を受け、仙台の宮城球場には

献花台が設けられたらしい。

これまでいろいろないきさつがあったのだろうが、中日球団としてナゴヤドームにも

献花台を設けてもらえないだろうか。

球団への多年の貢献を考えれば、当然の対応と思えるし、何よりも多くの名古屋のファン

たちがそれを望んているはずだ。


(一部敬称略)


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