社会福祉法人 康和会 久我山病院

東京都世田谷区にある『社会福祉法人 康和会 久我山病院』のブログ

23
2018-01

 

 久我山病院ブログをご覧の皆様、新年あけましておめでとうございます。
院内救急救命士のOです。今年もどうぞよろしくお願い致します。

 久我山病院では、年々増加する救急搬送の需要に応えるために院内救急救命士を4人配置しています。救急外来で最適なトリアージ(緊急度・重症度に従って治療の優先度を決定して選別すること)を行いながら、救急搬送の受け入れを担うだけではなく、医師業務や看護業務もサポートしています!

 さて、今年も年始に『高齢者が餅を詰まらせて救急搬送!』なんてニュースを観た人も多いと思います。平成28年ではお餅を含めた誤嚥による窒息で救急搬送された高齢者は1,703人もいます。そのうちの約9割は住宅等居住施設で発生しています。
 では、なぜ高齢者に誤嚥による窒息が多いのかというと、高齢者は嚥下運動(食べ物を食べたり飲んだりする運動)が障害され、食べ物を飲み込みにくくなっていきます。また、咳反射が弱くなっているため、吐き戻すことができづらくなり、誤嚥に伴う窒息を起こしやすくなると言われています。特に脳梗塞や神経疾患を患ったことがある高齢者の方に顕著に現れます。



 以前に、同法人で久我山病院の隣りにある『介護老人保健施設“ろうけんくがやま”』の利用者さんでも誤嚥を起こして、当院で緊急受診することがありました。そこで昨年の末に“ろうけんくがやま”の職員を対象に安全管理研修『窒息時の初期対応』を開催するに至りました!!
 今回は、日本循環器学会BLS(Basic Life Support:一次救命処置)インストラクターの石川看護師の指導のもと、富樫・大岩の2名の救急救命士で講義と実技を行いました。内容としては、『窒息ってどうやってわかるの?何したらいいの?』という講義から、実際に窒息した人への窒息解除方法を身体を動かしながら練習しました。

 
 研修が終わってから、富樫救命士は、「初めての講義だったけど、皆さんの熱心な姿勢が見られ、とてもやり甲斐を感じました。」との談。


 石川看護師は「突発的な状況でも落ち着いて行動するには、日頃から繰り返しトレーニングをすることが重要。そして、多くの人にトレーニング内容を伝え1人でも多くの人を助けてほしいです。」と言っていました。


 研修を受けた“ろうけんくがやま”の職員は、積極的な職員が多く、「座って食事する場合の窒息解除のやり方を教えてください!」など多くの質問があり、「窒息は身近な問題で今回受講できて良かったです。これからも引き続き勉強したいです。」との感想がありました。

 介護老人保健施設は、医療ケアやリハビリを受けながら在宅での介護を目標にした施設です。利用者さんが、安全かつ安心して家へ帰れるよう、職員全員が1秒でも速く、窒息解除や応急処置が出来るように、これからも継続的に研修指導を行っていきます。

救急救命士O


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安全管理研修『窒息の初期対応』を主催しました!

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