公益財団法人 住吉偕成会 住吉病院

甲府市の『公益財団法人 住吉偕成会 住吉病院 』の”エンパワメント”ブログ

15
2016-02

私たちの日本代表を応援しましょう

投稿時間 : 07時02分51秒

カテゴリー : サッカー

ジャンル : 指定なし

きたる2月26日~28日にかけて、第1回ソーシャルフットボール世界大会が、大阪で開催されます。我らが日本代表も27日の世界大会に出場しています。フットサルの大会などでお目にかかったことのある選手も選ばれています。

この大会では、ボールの数も点数の決め方も私たちがよく見聞きしプレーしているフットサルとの違いはありません。そして、プレイヤーたちは私たちの代表です。私は残念ながら勤務の都合があり会場にはいくことができませんが、会場で、また、それぞれの地元で代表を応援している皆さまと一緒に大会の成功と日本代表の活躍を祈ります。

第1回ソーシャルフットボール国際大会の公式ウェブサイトはこちらから→http://jsfakokusai2016.wix.com/socialfootball2016

ソーシャルフットボールに関してお知りになりたい方は、私の敬愛する知人である精神科医師・井上誠士郎氏のコラムをお読みください→https://cotree.jp/columns/685

世代・カテゴリー別日本代表の監督からの応援メッセージをぜひご覧ください!→https://www.youtube.com/watch?v=cEpWthiBuKc&feature=share


がんばれ!ソーシャルフットボール日本代表!!


最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。

03
2015-12

JSFAロゴ 

 

精神障がい者の歴史を切り拓く大会が、日本において開催されます。

日時:2016年2月27日(土)・28日(日)

場所:J-GREEN堺(大阪)

精神障がい者スポーツ史上初となる「第1回ソーシャルフットボール国際大会」で、精神障がい者アスリートによるフットサルの世界大会です。迎え撃つ相手は、イタリア・ペルー・(韓国)というサッカーの強豪国です。
ただ、精神障がい者のフットボールは他の障がい者スポーツと比べ、どの国でもあまり知られていないのが実情で、公的な経済的支援はありません。日本の精神障がい者をみても、一般企業で仕事ができている人は
少なく、なかには障がい年金すらもらえず、生活保護を受けざるを得ない人もいます。
経済的な理由で大会出場を断念しなければならないこともあり得るのです。ましてや海外のチームは、国内
よりもさらに経済的に厳しい状況にあります。
世界中の精神障がい者の夢と希望を叶えるために、皆さんのご声援が必要です。
ぜひとも、ご支援ご協力をよろしくお願いいたします。


NPO法人日本ソーシャルフットボール協会のホームページはこちらから→http://jsfa-official.jp/

協会ではこの大会を成功させるための寄付をつのっています。どうぞご支援ください→http://japangiving.jp/p/3172

大会実行委員会のホームページもご覧ください→http://jsfakokusai2016.wix.com/socialfootball2016


最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。

03
2015-10

決戦の日

投稿時間 : 07時11分34秒

カテゴリー : サッカー

ジャンル : 指定なし

本日はフットボールの決戦の日です。ラグビーワールドカップ・イングランド大会に出場している、ラグビー日本代表JAPANの対サモア戦だけではありません。精神障がいをお持ちの方のフットサルチームの初めての全国大会、「第1回ソーシャルフットボール全国大会」の開催日なのです。

https://www.youtube.com/watch?v=g3xQuvhyPWQ

全国より地区大会を勝ち抜いた12チームが、チャンピオンシップを目指して戦います。同時に第1回ソーシャルフットボール世界大会に向けての代表選考も兼ねています。名古屋で行われる熱い戦いに注目し、甲信越北陸大会を制した我らが山梨県のチーム「アレグラッソ甲州」の活躍を期待しています。

NPO法人日本ソーシャルフットボール協会理事長の岡村武彦氏のあいさつ文を転載します。

近年、統合失調症やうつ病などの心の病に対して運動やスポーツの効用が唱えられるようになっています。 また、精神障がい者スポーツの活動も徐々に広がりをみせています。

2001年より精神障がい者のバレーボール大会が開催されるようになり、現在は全国障がい者スポーツ大会の正式種目となっています。2006年には大阪で全国初のフットサル(5人制サッカー)チームが誕生し、2008年にJリーグチームの協力を得て本格的な大会が開催され、2011年にはイタリア遠征を果たしました。 現在は全国で100以上のフットサルチームが活動するまでになっています。 2013年に東京で全国障がい者スポーツ大会のオープン競技としてフットサルが採用され熱戦が繰り広げられました。

また、世界で初めて精神障がい者スポーツ国際シンポジウムも併せて行われ、近い将来に精神障がい者フットボール(サッカーやフットサル)の世界大会開催が予定されています。

私たちは、この様な国内・国際大会を含めた様々な取り組みを通して精神障がい者フットボールの活動を推進・振興させ、当事者が満足のいく生活をし、希望を持って、何かに貢献できる人生を歩めるよう支援したいと考えています。 さらに、これらの活動が心の病への理解を促進させることを願っています。

JSFAのホームページはこちらから→http://www.jsfa-official.jp/index.html

頑張れ!アレグラッソ甲州!!


最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。

03
2015-07

なでしこJAPAN決勝進出

投稿時間 : 07時45分39秒

カテゴリー : サッカー

ジャンル : 指定なし

カナダで開催されているFIFA女子ワールドカップ2015で大会2連覇を目指して闘っているサッカー女子日本代表「なでしこJAPAN」は決勝トーナメントの準決勝で、前回のFIFAワールドカップ2011ドイツ大会で唯一黒星を喫したイングランドと対戦しました。

なでしこJAPANは今大会前のFIFAランクは4位、イングランドは同6位ですが、イングランドは今大会で初のベスト4と、勢いがありました。しかも、これまでイングランド相手には2分2敗と勝ったことのない相手でした。私は外来診療のためにこの試合をライブで見ることはできませんでしたが、通院されている方から「先生、なでしこ勝ちましたよ」と教えていただき、夜に録画映像で試合を見ました。

今大会では前半で失点を許していないなでしこJAPANでしたが、開始早々からイングランドに圧力を受け、何度かピンチを迎えましたが、いずれもシュートが外れました。そして33分、ロングフィードで抜け出した有吉選手がペナルティーエリア内で倒されてPKを獲得。これをキャプテン宮間選手が、GKとの駆け引きに完全勝利してゴール左隅に決め、先制しました。ところが、39分に、今度は大儀見選手がペナルティエリア内で微妙なファウルを取られ、そのPKを決められて前半は1-1で折り返しました。

後半になると、徐々にイングランドが試合を支配し始めました。60分すぎのシュートはクロスバー直撃、さらにGK海堀選手の素晴らしいセーブも飛び出しましたが、再三ピンチが訪れました。

後半25分、大野選手に代わり、ドリブラー岩渕選手が投入されると、岩渕選手を中心になでしこJAPANが反撃を開始しました。それでもゴールが決まらず、延長戦かと思い始めたアディショナルタイムの92分、カウンターから川澄選手のアーリークロス、大儀見選手を追走していた相手DFが痛恨のオウンゴール、土壇場での1点を守り抜き、なでしこJAPANは2-1でイングランドに勝利して2大会連続の決勝進出を果たしました。

今回のチームは、前回大会と大きくメンバーが変わったわけではありませんが、あいかわらず粘り強いチェイスのできるチームで、代表を離れている期間も長かった澤選手のポジションには宇津木選手が入っており、日テレベレーザ時代になじみのある坂口選手とのドイスボランチの距離感がよく、大きく崩されることが少なく、試合を安定させています。大儀見選手は献身的な運動量があり、サッカーをよく知り周囲を生かすプレーができています。全体的に、大会とともにチームの完成度が上がっていると思います。

なでしこJAPANは日本時間の6日に行われる決勝戦で、2003/2007年のドイツ以来、史上2チーム目となるW杯連覇を懸けて、ランキング1位のドイツを破ったアメリカと2大会連続で決勝を闘います。グループリーグで負傷してしまった安藤梢選手がカナダに向かうという話もあるそうで、決勝戦のベンチではぬいぐるみの変わりに彼女の姿があるのでしょうか。

外来で勝利の速報を教えてくださった通院者の方、本当にありがとうございました。

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。

10
2015-01

小林弥生選手、ありがとう(2)

投稿時間 : 07時09分17秒

カテゴリー : サッカー

ジャンル : 指定なし

近年、精神しょうがいをお持ちの方のフットサル活動の広がりには目覚ましいものがあり、現在は全国で100以上のフットサルチームが活動しているといわれています。2013年には東京で全国障がい者スポーツ大会のオープン競技としてフットサルが採用され、東海甲信越北陸ブロックの激戦を勝ち抜いたアトムズ甲府も交えて熱戦が繰り広げられました。また、世界で初めて精神障がい者スポーツ国際シンポジウムも併せて行われ、近い将来に精神障がい者フットボール(サッカーやフットサル)の世界大会開催が予定され、NPO法人として日本ソーシャルフットボール協会が設立されています。

私が以前の勤務先病院でデイケアの担当医をしていた2006年、日本代表はワールドカップドイツ大会で、代表史上初の(2回目は2014年でした)本戦での悪夢をみましたが、当時デイケアでご家族/ご本人への心理教育、就労支援に力を入れながら、なにか身体を動かすスポーツ活動を行おうと考えたとき、思いついたのはフットサルでした。病院のグランドでみんなでボールを蹴っていましたが、そのうちに「試合がしたい!」という声があたりまえのように高まりました。
そうはいっても、試合のためにはユニフォームも必要でした。お金がない状況の中で、現在のようにスポンサーを募集することも頭にはなく、桜ケ丘記念病院のある多摩市のお隣、稲城市にクラブハウスをもつ東京ヴェルディ(当時は東京ヴェルディ1969でした)に相談したところ、私がゴール裏の住人であったこともあってか、こっそり使わなくなったビブスを寄贈してもらいました。

 

ついで大会を開こうと思ったのですが、どうせならカップを作ろう!ということで優勝杯を購入したのですが、ただの無名カップでは味気ない気がしていました。その時、私の頭にあったのが、リハビリ中のベレーザの小林弥生選手のことでした。彼女はひざの重傷を負いながらも明るくリハビリにはげんでいることを知っており、また、ベレーザ以外では、とある整骨院受付の華であったことも知っていたため、リハビリには理解が深いと考えていましたので、思い切ってメールで連絡したところ、快諾していただきました。そして「小林弥生杯」ができあがったのです。

 

その後にもっと驚くことが起こりました・弥生選手から「せっかくだから、みなさんの練習を見に行ってもいいでしょうか」とご連絡があったのです。もちろん、一同大喜びで見学をしていただくことになりました。そして約束した日、弥生選手は自ら運転して私たちの病院まできてくださいました。私は私服というかトレーニングウェアにフードジャケット姿の弥生選手に出会って非常に緊張しました。そして彼女の足もとは、なぜかピンク色のクロックスだったのが印象的でした。私を含むメンバーはとても喜んで、一生懸命トレーニングをして弥生選手に見ていただきました。まだあまり温かくはない春の浅い日でしたが、弥生選手はベンチに腰かけて、最後までにこにこしながら練習を見てくださいました。この日、まだ決まっていなかったチーム名をつけてくださるようにお願いしたのですが、「みなさんのチームですから、みなさんでつけたほうがいいですよ」とおっしゃり、みんなで話しあったところチーム名は「すまいらーず」に決まりました。みんな弥生選手の笑顔に魅かれたのです。そして、その後開催された「やよいカップ」ですまいらーずは見事に優勝しました。

 

弥生選手にはトレーニングを見ていただいた後に、メンバーに向けて感想をお話ししていただきました。もう年月も過ぎていて詳細は覚えていませんが、印象に残った一節があります(大意です)。

「みなさんが思った以上に動けているのが、印象に残りました。私はリハビリ中なので今日はみなさんと一緒にボールを蹴ることができませんでしたが、私もみなさんもリハビリの仲間ですね。これからもお互いに頑張っていきましょう」

その後、私は林健太郎選手のヴェルディからヴァンフォーレへの移籍の後を追うように住吉病院に転勤し、弥生カップはその後、すまいらーずの手を離れてしまったと聞きました。しかし、私がいま甲府にいて、アトムズ甲府のサポートをしながらともに一喜一憂し、フットサルの大会で出会った人たちとアツく戦い、アツく語り、アツくつながっていけること、一つのボールの前にはみんなが平等であること、一生懸命になること、可能性を信じること、みんな弥生選手との出会いから始まっていったのだと思います。また、フットボールはいろいろなところで表には出なくとも努力し活動を続けている人々がいて、そういう人々と自ら出会い、点をつないでいくことの大切さと素晴らしさを学ばせていただいたとも思います。

引退後も小林弥生さんがフットボールの活動を通じて、多くの人々に笑顔と情熱、可能性をあきらめないことの大切さを伝えていってくださることを心から希望します。本当にお疲れ様でした。

 

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。

07
2015-01

小林弥生選手、ありがとう(1)

投稿時間 : 08時04分26秒

カテゴリー : サッカー

ジャンル : 指定なし

さる1月1日、サッカー女子日本選手権「皇后杯」の決勝が行われて日テレ・ベレーザが浦和レッズレディースを1-0で破り、2009年度大会以来、5大会ぶりとなる11度目の優勝を決めました。

 

タイムアップのホイッスルが鳴ったとき、私にとっての女子サッカー界の一人のレジェンドの現役生活も終わりました。小林弥生選手は東京都多摩市の出身で、小柄ながらもテクニックと戦術眼、そして素晴らしい笑顔と人間性を兼ね備えたユーティリティープレーヤーとして活躍してきました。
なでしこジャパンとしても、1999年の女子世界選手権、2003年の女子ワールドカップ、2004年のアテネ五輪メンバーに選出されるなど、日本代表戦54試合に出場して12得点をマークしている素晴らしい実績を持っていました。特に、アテネオリンピックにおいてスウェーデン戦で澤穂希選手に送ったロングフィードパスには身体が震えました。他に取り換え用のない選手として、長くサッカー女子日本代表の中盤を動かしていく選手に違いないと思っていました。今でも思い出します。雪のまだ残る元日の国立での選手権でのヴェルディとの兄妹優勝の年、ゴール裏のサポーターと満面の笑みで万歳する弥生選手のことを。
しかし、2005年、彼女は左膝前十字靭帯損傷の重傷を負ってしまいました。長く苦しい1年にわたるリハビリを終え、翌年日本代表に復帰を果たした弥生選手でしたが、合宿前日に、今度は逆足の右膝前十字・後十字靭帯、さらに半月板損傷にみまわれました。彼女の日本代表としてのキャリアはそれ以降は積み上げられることはありませんでした。それでも、弥生選手は高校の先輩・澤穂希選手とともにベレーザでプレーしてくれました。私は2007年に林健太郎選手がヴェルディからヴァンフォーレに移籍した後を追うように東京から甲府に勤務先を替えましたが、遠くから弥生選手を応援していました。澤選手を含む主力選手がベレーザから移籍していった後も、ベレーザの誇りと魂を受け継ぐものとして私たちに元気を与え続けてくれました。

ところが、またも不幸が訪れました。2012年、弥生選手は再び左膝前十字と半月板を損傷してしまったのです。年齢的にも30歳を超えての3度目の危機、心が折れても不思議ではないと思いました。それでも弥生選手はトレードマークの笑顔で苦境を乗り越えてくれました。その姿はベレーザの後輩チームメートだけではなく、クラブハウスを共用しているヴェルディの選手たち、そして私たちサポーターにもいつも勇気を与えてくれました。今の勤務先に保管してあるユニフォームを眺めながら、これからも弥生選手の笑顔と心折れない日々の取り組み、いつも全力でやり切ることを教わったこと、忘れないと思います。
長文になってしまいました。弥生選手とのことで忘れられないエピソードがありますが、それはまた後日書くことにします。

小林弥生選手、素晴らしいプレーをありがとうございました

 

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。

24
2014-12

サッカーが勝ち取った自由

投稿時間 : 01時13分27秒

カテゴリー : サッカー

ジャンル : 指定なし

チャック・コール、マービン・クローズ著・実川元子訳「サッカーが勝ち取った自由―アパルトヘイトと闘った刑務所の男たち。」白水社を読みました。かつて、悪名高き人種差別政策アパルトヘイトが国是であった南アフリカは、1994年にラグビーワールドカップを開催し、ネルソン・マンデラ大統領とスプリングボクスのキャプテン・ピナールとのエピソードは映画になりました。弊ブログでもご紹介してあります→http://blog.cabrain.net/CN010030/article/id/41804.html

そして、2010年にはFIFAワールドカップが開催されました。ところが、南アフリカではサッカーはラグビーに先んじて人種差別を打破するための試みが始められていたのです。
ケープタウンの沖合に浮かぶロベン島という名の「監獄島」はマンデラ元大統領ら政治犯を収監していたことで知られていますが、1959年以降南アフリカ政府はここに刑務所を設置し、反アパルトヘイト活動家たちを収監して、受刑者たちに対する過酷な使役、拷問、リンチ、精神的な屈辱などが容赦なく与え、非人道的な管理体制を敷いていました。

そんなロベン島刑務所で、1960年代に受刑者たちによって「マカナサッカー協会」が設立されました。看守の目を盗んで、シャツを丸めた手作りのボールで行われ始めたサッカーが、次第に多くの受刑者たちを巻き込み、管理側の容赦なく陰湿な妨害にも堪えて様々な手を尽くしてサッカーのゲームを行う権利を獲得し、やがて刑務所内部にサッカー協会が設立され、受刑者たちが行うサッカーリーグの試合はやがて抑圧的な看守たちの心を溶かしていくというストーリーです。

マカナサッカー協会はただ愛好者の組織を作ったのではなく、FIFAの規程を順守した組織として運営されました。「スポーツではあるが、自分たちがつくるシステムは公正と公平を重んじ、正義と民主主義の二つの理想に基づいているものでなくてはならない。つまり、アパルトヘイトと真逆にある組織にしたかったのだ」とあります。FIFAの理念には「無差別」がうたわれており、当時FIFAは反アパルトヘイトを明確にして南アフリカを国際試合から排除し人種差別と断固として闘う姿勢であったことも大きく後押ししていました。政治囚の中にはそれぞれの主義主張が相容れない場合もありましたが、そのような区別や対立をマカナサッカー協会はとことん排除する姿勢を貫きました。

クラブに所属する人々はサッカーを通して自ら学び、団結や交渉術、組織運営の手法を身につけました。それはのちの南アフリカの礎になりました。ロベン島でサッカーにかかわった人々が、南アフリカの各方面、大学教授や最高裁の副判事、政界でもスポーツ大臣や国防大臣など第一人者として活躍しています。 現大統領のジェイコブ・ズマも、かつては名プレイヤーの一人だったそうです。実は、ロベン島では、ラグビー協会はサッカーよりも遅れて1972年にラグビー協会が設立され、ワールドカップ開催とは逆の歴史になっていることは興味深いことでした。

順調のようにみえたマカナサッカーリーグも、行き詰まりを見せたり、世代交代という課題にも対処していきました。サッカー協会の運営は受刑者たちに単なるサッカースキルの向上やプレイする喜びだけでなく、政治力や交渉力、結束力を学ばせていきました。刑務所側との虚々実々の駆け引き、受刑者同士の議論、若い受刑者たちへの教育や説得などを通して、受刑者たちは人としてのスキルを磨いていったのです。

いま、精神的困難を経験した方々を中心としたフットサルが大きな広がりを見せています。それをサポートする人たちも増えています。フットボールには人生のほぼすべてが詰まっていること、そして、フットボールを通じて人は自由と復権をはたしていくこと、プレイヤーを尊敬し未来を信じることの重要性をあらためて感じることのできる一冊でした。この本を読むことにより、私たちのクラブでプレイしている人たちがフットボールを通して、差別に打ち克ち、人生を変えるその時に出会える喜びがあることを信じることができるようになることは間違いないと思います。

「私にとってサッカーは人生だ。サッカーは終わりがなく、新しい道を突き進む。だから”サッカーとはこういうもの”と発展を妨げる壁は作らない。」イビチャ・オシム

 

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。

10
2014-10

ヴァンフォーレふれあいサッカー教室2014のお知らせ

投稿時間 : 01時55分28秒

カテゴリー : サッカー

ジャンル : 指定なし

やってきました!!ヴァンフォーレふれあいサッカー教室2014。
お友達とでも、お父さんお母さんとでも、たくさんの方の参加をお待ちしています!
みんなで楽しみましょう

【開催日】 2014年11月16日(日)
【受付】  13:45
【開始】  14:00
【終了】  15:30(予定)
【会場】  
山梨大学医学部グラウンド
      *所在地 山梨県中央市下河東1110
      *雨天時は山梨大学医学部体育館で開催
【対象者】 発達のゆっくりなお子さん・ご両親

【参加費】 一人 200円
【参加賞】 ヴァンフォーレグッズ
【昼食】  各自準備(遠方から参加の方はご相談下さい。)
【申込締切】10月24日(金)
【お申込み】 下にある参加申し込み用紙にご記入のうえ、
         下記番号までお送りください
 ※申し込み用紙はこちらからダウンロードしてください(pdfファイルです) 
   →http://homepage3.nifty.com/recovery/shoko/VFCmoushikom.pdf
 FAX)0553-39-8688
【お問い合わせ】0553-39-8611

 E-mail)
kaki.02awakokoro@gmail.com
【主催】 株式会社ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブ
【協力】 山梨県障害者スポーツ協会、小澤こころのクリニック、リーフ韮崎
【協力】 山梨厚生病院、日下部記念病院、アトムズ甲府 (順不同)

 

 

 

 

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07
2014-10

ヴァンフォーレふれあいカップ2014のお知らせ

投稿時間 : 23時13分14秒

カテゴリー : サッカー

ジャンル : 指定なし

やってきました!!ヴァンフォーレふれあいカップ2014。
チームでも、個人でも、フットサルが好きなあなたへ。
お待ちしています! ※個人参加の方の方々で1チームを当日編成します。

【開催日】 2014年11月15日(土)
【受付】  10:00
【開始】  10:15
【終了】  15:15(予定)
【会場】  中央市 勤労青年センター 人工芝フットサルグラウンド
      *所在地 山梨県中央市一町畑1189
      *電話番号 055-273-6479
      *小雨決行/荒天中止
【対象者】 精神疾患を有する方。知的障がいをお持ちの方。
【参加費】 一人 200円
【参加賞】 ヴァンフォーレグッズ
【昼食】  各自準備(遠方から参加の方はご相談下さい。)
【申込締切】10月24日(金)
【お問合せ・お申込み】 アトムズ甲府
 FAX)055-235-1507
 E-mail)
atomskofu@gmail.com
 代表)松田、山下、高木、功刀、重廣
【主催】 株式会社ヴァンフォーレ山梨スポーツクラブ
【協力】 山梨県障害者スポーツ協会、小澤こころのクリニック、リーフ韮崎
力】山梨厚生病院、日下部記念病院、アトムズ甲府 (順不同)

 

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01
2014-07

FIFAワールドカップ勝手な感想7/1

投稿時間 : 12時08分32秒

カテゴリー : サッカー

ジャンル : 指定なし

日本はともかく、イングランド・スペイン・イタリアなどが苦汁をなめたFIFAワールドカップ2104ブラジル大会はいよいよ大会本番のノックアウトラウンドに進みました。開催国ブラジルはあわやのPK戦で薄氷を踏む勝利、スアレス選手追放のウルグアイは、新星ハメス・ロドリゲス選手を擁するコロンビアに敗れ、死の組を勝ち抜いたコスタリカはギリシア相手に一人退場者を出しながらもPK勝利しました。

さて、個人的に注目していたのはオランダ対メキシコの一戦です。

  1-2  

オランダは素晴らしいフォワード、ロッベン選手とファン・ペルシー選手がおり、一方でメキシコにはこの大会でスーパーセーブ連発のオチョア選手がいます。試合は開始からわずかな時間でオランダの中盤の要デヨング選手が負傷交代するというアクシデントがあり、高温多湿の気候をも味方につけたメキシコ優勢のまま推移しました。また、ロッベン選手がペナルティエリア内で倒されたプレイもノーファウルとされ、流れはスピードで勝るメキシコのもののようでした。

オランダは後半勝負に出るかと思われましたが、後半3分にメキシコはドスサントス選手の見事なゴールで先制。オランダは、必死に攻撃をしますがこの日もオチョアは好セーブを連発しました。ついにメキシコの勝利なのかと思われた後半43分、オランダはCKからファーサイドでフンテラール選手の落としたボールがフリーのスナイデル選手の前に転がり、強烈なシュートがついにメキシコのゴールネットに突き刺さりました。

このまま延長かとだれもが思ったアディショナルタイム、ロッベン選手がペナルティエリア内で倒されて、前半より足のかかりは浅いと思われたものの今度はPKを獲得、フンテラール選手が決勝のゴールを決めました。どの選手も「この一戦」と思いをかけていどむノックアウトラウンドの迫力・情熱がダイレクトに伝わってくる試合でした。そして必ず勝者と敗者ができる、あまりに残酷であまりに魅力的なワールドカップのだいご味があらわされていた試合でした。

メキシコはよく、日本代表がお手本にするチームと言われていますが、選手はみな戦術の理解があり、ボールをもらってから考えるのではなく、走りながら考え、また、試合中のコンテクストを知りながらプレイしているように思いました。今の「スター選手中心」という考え方を続けていくのであれば、メキシコへの道は遠いように思いました。

 

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。