公益財団法人 住吉偕成会 住吉病院

甲府市の『公益財団法人 住吉偕成会 住吉病院 』の”エンパワメント”ブログ

さる1月12日、加藤厚生労働大臣は中央社会保険医療協議会に対し2018年度診療報酬改定について諮問を行いました。同日の協議会総会では「これまでの議論の整理(案)」が了承され、パブリックコメントが募集され、19日には公聴会が開催されました。今後は2月上旬に答申が出ると見込まれます。

手元にある平成30年度診療報酬定改定に向けて、これまでの議論の整理(案)において、精神科医療に関する項目から目についたものは次の通りでした。

※地域移行・地域生活支援の充実を含む質の高い精神医療の評価
 措置入院患者に対して、入院中から自治体と連携するなどして退院後も継続した支援を
 行う取組に対する評価が新設され、外来精神療法についても診療にインセンティヴが
 つく方向性が示されました

 精神科重症患者早期集中支援管理料については在宅時医学総合管理料等との関係を
 整理するとともに、算定対象の拡大や評価の充実等を行う方向性が示されました

 精神科複数回訪問加算と精神科重症患者早期集中管理連携加算の要件が見直される
 ようです
 精神科急性期治療病棟入院料等では在宅への移行先に介護老人保健施設および介護
 医療院が追加され、高齢者の地域移行に診療報酬上の誘導がありそうです

※精神科救急入院料等における身体的拘束等の行動制限の最小化の取組を推進する
 ため、看護職員の夜間配置に係る評価の新設が話し合われます

※精神疾患を合併した妊産婦に対して、産科と精神科、自治体の多職種が連携して患者
 の外来診療を行う場合の評価が新設される方向の陽です

※医療従事者の専従要件については、緩和ケア診療加算等のチームで医療を提供する
 ものや精神科作業療法等の精神科専門療法について、より弾力的な運用が可能となる
 よう専従要件が見直されるようです

※向精神薬を処方する場合の処方料と処方せん料に係る要件を見直し、向精神薬多剤
 処方の状態にある患者に対し、医師が薬剤師と連携して減薬に取り組んだ場合の評価
 を新設する方向が示されました

具体的な点数に関しては答申を待ちたいと思っています。訪問サービスの重視と精神科医と薬剤師の連携は弊病院で取り組みを続けてきた部分でもあるので、診療報酬においてそれらへの評価が得られるのであれば幸いです。また、拘束を減らすための対応に診療報酬の後押しがあることもポジティヴにとらえたいと思います。

中央社会保険医療協議会 (中央社会保険医療協議会総会)の資料は厚生労働省の以下のページからダウンロードできます→http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-chuo.html?tid=128154


最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。

18
2018-01

非燃焼・加熱式タバコについて

投稿時間 : 21時44分00秒

カテゴリー : メンタルヘルス

ジャンル : 指定なし

最近、紙巻きタバコに代わるニコチン含有嗜好品として非燃焼・加熱式タバコを見かけるようになりました。非燃焼・加熱式には、アイコス(PM)、グロー(BAT)、プルームテック(JT)の3種類がありますが、その基本的な構成、内容はほぼ同一と思われます。これらはタール成分の削減の効果はありますが、ニコチンその他の有害物質を吸引する製品です。

これらに対するさまざまな禁煙運動を行っている団体の見解を掲載します。


加熱式タバコに対する運営委員会緊急声明    平成 29 年 10 月 16 日

日本禁煙推進医師歯科医師連盟

非燃焼・加熱式タバコ(以下、加熱式タバコ)と呼ばれるタバコが、日本で急速に拡大しています。その 公衆衛生上の問題点について、ここに日本禁煙推進医師歯科医師連盟の見解を表明します。

① 「加熱式タバコ」はタバコ葉を使用したタバコ製品であり、タバコ葉を使用しない
  「電子タバコ」 と混同して論じるべきではありません

② 現段階までに得られた科学的知見からは、喫煙者本人に対しても受動喫煙につい
  ても、加熱式タバ コと紙巻きタバコを比較して害の大小を論じることはできません

③ 加熱式タバコの使用は、ニコチン依存症からの脱却(紙巻きタバコも加熱式タバコ
  も吸わない状態) を阻害し、タバコによる健康被害をなくす機会を喪失ないし遅ら
  せている可能性があります

④ ニコチンによって生じる脳の報酬回路不全(依存症)や健康被害を軽視するべき
  ではなく、全ての ニコチン含有製品は規制するべきです

⑤ 受動喫煙の防止のため、加熱式タバコも紙巻きタバコと同様に規制する必要が
  あります

全文はこちらをご覧くださいhttp://www.nosmoke-med.org/673


日本禁煙学会も緊急警告を2017 年7月21日に出しています。内容は

 「加熱式電子タバコ」は、普通のタバコと同様に危険です。 受動喫煙で危害を与えることも同様で、認めるわけにはいきません。

というものです。詳しくはこちらをご覧くださいhttp://www.jstc.or.jp/modules/information/index.php?content_id=119


日本呼吸器学会の見解は次の通りです

1.非燃焼・加熱式タバコや電子タバコの使用は、健康に悪影響がもたらされる
  可能性がある。
2.非燃焼・加熱式タバコや電子タバコの使用者が呼出したエアロゾルは周囲に
  拡散するため、受動吸引による健康被害が生じる可能性がある。従来の燃焼
  式タバコと同様に、すべての飲食店やバーを含む公共の場所、公共交通機関
  での使用は認められない。

詳しくはこちらをご覧くださいhttp://www.jrs.or.jp/uploads/uploads/files/photos/hikanetsu_kenkai.pdf


非燃焼・加熱式タバコは依存性物質を燃焼式タバコと同様にニコチンを含む有害物質を吸引する製品です。従来の燃焼式タバコと同様に断煙の対象となっていると弊法人では考えています。


最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。

17
2018-01

23年

投稿時間 : 05時46分04秒

カテゴリー : メンタルヘルス

ジャンル : 指定なし

今から23年前の1995年1月17日午前5時46分、阪神・淡路大震災が発生しました。今年もこの日に朝早く目覚め、さまざまな人々の顔を思い出しています。
その若くして大学病院の医局長に任ぜられていたドクターは、精神病理学の大家である恩師をして「センスのある精神科医であり、それ以上の何かである。」と言わしめる精神科医でした。そのドクターはやさしいながらも、人の心の奥に届くまなざしを持っていました。柔らかく、気高く、そして芯の強い情熱的な臨床姿勢は多くの人々に回復の道のりを示しました。そして天才のゆえか、彼は39歳で早世されました。
この震災での救援活動は私の人生観と臨床姿勢に大きく影響を与えました。諸行は無常であり、だからこそ今、ここ、でつながり、内なる変化を恐れず、人を決めつけることをしないことを心がけようとするようになりました。

そして、精神医学とは実践で役立つものではなければいけない、医師の力だけで人の心を支えていくことはできない、言葉で高邁な理想を語っても、外側から批評的な言を述べても、逆に診察室の中にだけこもっていても、精神的困難を持つ人々の人生を切り開くお手伝いをすることはできないのだと知りました。

それから長い年月が過ぎました。中越地震や東日本大震災、さらには熊本大震災、他にも数多くの災害がこの国には興りました。災害のたびに支援活動はヴァージョンアップされ、DPATチームも制度化されるようになりました。災害や臨床の場面で心の傷つきについての臨床も少なからず経験しましたが、やはり相変わらずに十分なことができたとは感じられません。それでも「誰かのもとに行ってただ一緒にいること」そして「人間の回復力を信じること」による学びと、いつかきっとくる素晴らしいひと時が私の支えだとかじるようになりました。

早世した敬愛する大切な友人に、かつて、神戸の地域でいかに精神疾患を持つ方々の暮らしを豊かにすることができるのかを熱く語ったまま、まだ自らの住む地でその実践を創り出すに至っていないことを今年も実感して、今年もこの本を読み返しています。


今もなお、沖縄で、広島で、長崎で、奥尻で、阪神・淡路で、中越で、東北で、熊本で、そして全国で、さまざまな被災や被害の傷あとに苦しむ多くの方々のこころの平安をお祈り申しげます。また、志のなかばで、あるいは、精一杯生き抜いて逝かれた方々のご冥福を祈り、またその方々にお会いできるときに、自分がどう生かされてきたかをお伝えすることができるように精進をしたいと思っています。

「世界は心的外傷に満ちている。”心の傷を癒すということ”は、精神医学や心理学に任せてすむことではない。それは社会のあり方として、今を生きる私たち全員に問われていることなのである。」安克昌「心の傷を癒すということ」より

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。

16
2018-01

よんもくWRAP@1月のお知らせ

投稿時間 : 17時26分38秒

カテゴリー : メンタルヘルス

ジャンル : 指定なし

毎月第4木曜日に開催されている「よんもくWRAP」のお知らせです。12月は年末のためにお休みしましたが、1月からはまたいつも通りに開催いたします。

山梨で活動をしているWRAPファシリテーターの人々は毎月第4木曜日の夕方、弊病院ケアセンターで、WRAPのつどいを開催しています。

第24回は1月25日(木) 18時20分~20時、住吉病院ケアセンターで行います。
今回は、「注意サインに気づき、対応するための行動プラン」をテーマにして語り合う予定です。ご興味をお持ちの皆さま、よろしかったらお越しください。

参加費:200円+熊本地震災害カンパお願いします
※お菓子の持ち寄り大歓迎です

※詳しくは山梨の精神保健福祉を考える会のブログをご覧ください→http://yarimashoukai.blogspot.jp/2018/01/wrap1.html

お問い合わせはwrap_yamanashi○yahoo.co.jp(○の部分を@にしてお送りください)までどうぞ!



最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。

13
2018-01

ご家族のつどい@1月のお知らせ

投稿時間 : 05時29分24秒

カテゴリー : メンタルヘルス

ジャンル : 指定なし

1月のご家族のつどいのお知らせです。12月は「強制的な治療」について話題提供しながらさらにLEAPアプローチを体感していきました。年も明けてLEAPアプローチも4クール目となり、また新たな気持ちで皆さまと学んでいきたいと思っています。どうぞお気軽にご参加ください。

日時:平成30年1月20日(土)
場所:住吉病院ケアセンター
   13:00 開始  (12:30から受付しています)
   15:00 終了
   15:00からは自由参加のご家族同士のフリートークとなります。時間は
   前後することもありますのでご了承ください。

内容:LEAPアプローチとは何か

   日常生活の場面でLEAPを使って対応してみたい場面を準備して
   きてください。

お申し込み:ケアセンター宛にお電話を頂くか、ご本人さまを通じてお申し込みください。当日の急なご参加も歓迎しています。当院ご利用者様以外のご家族のお立場の方のご参加もOKです!

お問い合わせについてはこちらをご覧ください→http://www.sumiyoshi-kaisei.jp/s-toiawase.html


[前回ご参加いただいた方々のご感想]

・毎回この回を楽しみにさせて頂いています。いつも自分の気持をおしつけてしまう
 自分がいるんですが少しづつ意見を聞く事ができて来ています。子供も自分の事を
 進んで話をしてくれる様な時もあり、長い目で見守る事が必要と思っています。
 このご家族のつどいが私のストレス発さんの場所となっています。

・師走にしては珍しく暖かい日でみなさんの日頃の生活等がよくきくことが出来まして
 本当によかったと思います。やはり大切な事は相手の立場になって物を言うという
 ことと思いやりと言う事が大事と思います。和やかな会で本当に勉強になりました。
 ありがとう御座居ました。

・1年を通して今月と家族教室はとてもよかったです。

・本日は子供と一緒に参加させていただきありがとうございました。退院してからの
 本人との対応について今後努力していく必要性がわかりました。

・今日の反省
 私は毎回この時間を楽しみにしています。中谷先生の熱心さが伝わります。これ
 からもよろしくお願い致します。

・一日一歩 三日で三歩
 三歩進んで二歩下がる
 一歩は前進
 ここに来て話すとそういう気持ちになります。

・今日も、すてきな言葉をたくさん聞くことができて、けば立った心が静まり、ありがた
 かったです。

・もっと話しをきいてあげようと思いました。LEAPで学んだこと、実践できるように努力
 していきたいです。


最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。

10
2018-01

第2期リカバリー期成会

投稿時間 : 22時47分31秒

カテゴリー : メンタルヘルス

ジャンル : 指定なし

今から10年前、つまり私が着任して半年くらいたってから、長年利用者の配置や評価に関して十分なデータのないままに法人運営を続けてきたことに気がついた弊法人では、2008年に法人をあがて利用者様の実態調査とニーズ調査を行って、サービス提供の方向性をはっきりさせました。

そのデータをもとにして治療やリハビリテーションのあり方、法人の進むべき方針を考えるように松野理事長より諮問を受け、若手の有志スタッフの協力を得て10年後の法人のあり方を検討するために「リカバリー期成会」という検討委員会が設置されました。

この委員会では診療部・看護部・活動療法部・事務部・リカバリーセンターのすべての部署から公募の上で選ばれた、30代を中心とした中堅のスタッフ10名が活発な議論を重ねました。その結果として、次のような方向性が答申されました。

・それまでのアルコール依存症と統合失調症を中心とした医療福祉サービスから
 気分障害を含むより幅広い疾病にサービスを提供すること

・職域を超えた訪問支援部署の設置

・個別就労支援の充実

・身体疾患への早期対応

・ご本人とご家族への心理教育の充実

・スタッフ教育への支援強化/勉強会の定期的開催

・職域を超えて連携し退院促進と病床削減を行う

・QOLを高めるためのリハビリテーション

・地域との交流

・法人内での障がい者雇用拡大

・障がい者とスタッフが一体となった地域活動のための仕組みを作る

・送迎サービス

・法人が存続していくためには利用者のリカバリーを目指し社会に貢献して行くこと
 が求められる

・情報の発信を積極的に行っていく

これらの答申から始まった10年も残すところあと2年をきりました。この間、新たな部署の設置や定期的な家族のつどいや勉強会、クリカルパスの導入、薬剤師との協働による精神科薬物療法の改善によるQOLの改善、法人内断煙化、就業生活支援センター・デイケア・外来どこにでもある就労支援、ピアサポーター活用、新たな急性期病棟を建設すると同時に病床削減することなど、前進した部分もありますが、地域との交流や情報発信など、まだ着手したばかりのこともあります。
新しい病棟を開設する今年、そろそろ10年前の目標の達成状況を評価し、さらなる10年に向けて新たな目標・方向性を創ることが必要に感じてきました。

そのようなわけで、松野理事長より「第2期リカバリー期成会」の設置が指示されました。各部署から公募で委員を募集し始めています。また仲間のスタッフと語り合いながら、これからの自分たちの道を自分たちで進み始めるための基礎を作りたいと考えています。

多くの伸びしろの多いスタッフと、語り合って、さらに前進していくきっかけをつかみたいと思っています。

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。

01
2018-01

あけましておめでとうございます

投稿時間 : 00時05分38秒

カテゴリー : メンタルヘルス

ジャンル : 指定なし

新年あけましておめでとうございます

弊ブログをご覧の皆さま、旧年中は、いろいろとお世話になりまして、誠にありがとうございました。私ども公益財団法人住吉偕成会は、昨年、住吉病院に新たな病棟を建設し始めました。今年、私ども新病棟の開設とともに精神的困難の経験をお持ちの方々も、そうでない方々でも、ともに自ら望む場所に住み、学び、人を愛し、自分らしく暮らしていくために、法人の理念、HEART・fullメッセージ2008 と「すべてはリカバリーのために」を今一度思い起こし、新たな目標に向けてさらなる精進を重ねてまいる所存です。

皆さまのご多幸をお祈り申し上げますとともに、本年も何卒よろしくご支援のほどをお願い申し上げます。

ALL for RECOVERY

2018年 元旦 公益財団法人 住吉会偕成会


最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。

31
2017-12

個人的な視点からの2017年の10大ニュース

投稿時間 : 11時28分55秒

カテゴリー : メンタルヘルス

ジャンル : 指定なし

今年も皆さま、大変お世話になりました。弊法人は今年もさまざまな活動をしてまいりましたが、今年1年を振りかえって、個人的に選んだ10大ニュースを発表させていただきます。

1.就任10週年
  今年8月、私は住吉病院長に就任して10年を迎えました。「ALL for Recovery」のスローガン
  を中心に歩んできたこの10年を振り返るとともに、新たな10年に向けてまた進み続けたいと
  思います。今後ともよろしくお願いいたします。

2.ヴァンフォーレ甲府J2に降格
  例年通り、昨季の主力が引き抜かれて開幕前の予想では降格予想のチームに挙げられて
  いた我らがヴァンフォーレ甲府。今年は開幕のガンバ大阪とのアウェイ戦で試合の最後の
  最後まで手中にしていた勝ち点3を取り逃がし、嫌な感じがしましtが、深刻な得点力不足は
  解消されず、5年間守ってきたJ1の座から陥落しました。ここ数年は降格回避に汲々として
  チームとしての一体感が熟成しないシーズンが続きましたので、来シーズンはチームとしての
  立て直しが急務だと思います。

3.テロリズムが広がる世界
  今年もアメリカ・ラスベガスの銃乱射やイギリスのコンサート会場でのテロ、トルコの銃乱射
  エジプトのモスクにおける爆弾テロなど多くの罪もない人々がテロの犠牲になりました。しか
  し、この瞬間も世界のあちらこちらで戦争が続いており、多くの人命が失われていることを忘
  れてはならないと思います。

4.新病棟着工
  本年8月から、住吉病院では新たな急性期治療病棟の建設を開始しました。竣工予定は来年
  の秋ごろです。これに伴い病院全体の病床数を削減予定で、今後は一人でも多くの方が、
  その方の望む地域で住めるように、あらためて努力をする覚悟です。

5.トランプ氏がアメリカ大統領就任
  アメリカの大統領選挙は、予想を覆して実業家のドナルド・トランプ氏が勝ち、第45代のアメリ
  カ大統領に就任しました。ドナルド大統領は「アメリカ第一主義」を旗印にして、国際協調の
  体制に異議申し立てを次々に行い、世界に大きく影響しています。

6.衆議院選挙で自民党が勝利
  想定とは違うタイミングでの衆議院の解散総選挙が行われ、与党の自民党は284議席を
  獲得して勝利し、自公連立政権の議席数は313議席となり、憲法改正の国会発議に必要な
  3分の2以上の議席が維持されました。また、衆議院解散により精神障害者による「犯罪の
  再発を防止する」ことを法案発議の趣旨(のちに削除)とした精神保健福祉法改正案は廃案と
  なりました。この法案には精神の病を持つ人を危険視して閉じ込めたり監視を強める制度
  づくりではないか、との反発が多くの関係団体から起こってきていました。

7.日本人初の100メートル走9秒台突入
  9月に桐生祥秀選手が、これまでの100メートル走の日本記録10秒00を19年ぶりに塗り
  替える9秒98の日本新記録を打ち立て、ついに日本人による100m10秒の壁の突破が
  なりました。

8.北朝鮮の核ミサイル問題
  今年も北朝鮮は多くのミサイル発射実験を繰り返し、また、6回目の核実験を行って、ICBM
  に核弾頭を搭載する能力を得たのではないかと国際社会から大きな懸念が表明されていま
  す。お互いが核兵器を手にしてにらみ合う冷戦時代の再開は多くの地球に住む人が望むもの
  ではないはずです。

9.大相撲・モンゴル人力士による暴行問題
  大相撲の元横綱日馬富士は秋巡業中の10月、鳥取市内での後輩力士に暴行した問題の
  責任を取り引退しました。鳥取県警の捜査も入りましたが、被害者力士の師匠である貴乃花
  親方は「相撲協会への報告を怠った」という件で処分されることになりました。マスメディアなど
  さまざまな意見が錯綜していますが、密室で暴力事件の被害にあった者が警察に捜査を
  ゆだねて処分の対象になったことに違和感を感じました。

10.山梨県知事表彰を受ける
  弊法人は9月に山梨県と独立法人高齢・障害・求職者雇用支援機構山梨障害者職業セン
  ター主催、山梨労働局と公共職業安定所後援で開催された平成29年度障害者雇用優良
  事業所等表彰式において、弊法人は障害者雇用優良事業所として山梨県知事より表彰され
  ました。 2012年度に努力賞として表彰されて以降も弊法人の併設された就業・生活支援
  センターとともに病院においても精神的困難の経験をお持ちの方々にIPS(Individual
  Placement and Suport)モデル援助つき雇用に基づく支援を行うと同時に、公益財団である
  事業所として活動を継続してきたことへの評価と感じました。

次点:事務長交代
  就任以来、さまざまな面で事務的な協力をしていただいていた前事務長職におられた方が
  40年にわたる弊法人での勤務をまっとうして定年退職されました。ここに特に記して感謝の
  意を表します。氏のみによらず、法人にも徐々に世代交代の時期が近づいていると実感し
  ます。多くの諸先輩方のご苦労を労い、若い方々の力が存分に発揮されるような組織となり
  さらなる前進をはかりたいと願っています。



最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。

24
2017-12

IMR研修会in山梨のお知らせ

投稿時間 : 12時35分29秒

カテゴリー : メンタルヘルス

ジャンル : 指定なし

IMR(Illness Management and Recovery:疾病管理とリカバリー) は、ひとりひとりのリカバリーの実現に向かって、自分で疾病管理ができるように支援するパッケージ化されたプログラムです。
科学的根拠のある心理社会的実践(EBP) の1 つとして知られるようになってきています。
本研修会では、IMR の概要・内容・原則をご紹介するとともに、実践報告として実施している方、当事者からもお話を伺います。

多くの皆様のお申し込みをお待ちしております。

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出演者
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内野俊郎(久留米大学医学部神経精神医学講座)
坂本明子( 久留米大学文学部社会福祉学科)
中村亮太(横浜市立大学医学部精神医学教室)
藤田英美(横浜市立大学附属病院心理室)
ほか
※プログラムの詳細はコンボのウェブサイトをご覧ください。
→ 
https://www.comhbo.net/?page_id=16044

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日時:2018年2月11日(日)10:30~16:00(10:00開場)
 
会場:山梨県立大学飯田キャンパス 講堂
   (山梨県甲府市飯田5-11-1)
最寄駅:JR中央本線甲府駅 南口より徒歩20分
    山梨交通バス 「飯田三丁目」バス停より徒歩7分  
・アクセス:
http://www.yamanashi-ken.ac.jp/info/info/map
 
参加費:事前申込 一般3,000円 コンボ賛助会員2,500円
    当日申込 一般3,500円 コンボ賛助会員3,000円
  ※お振り込み後のキャンセルにつきましては、ご返金い
   たしません。ご注意ください。

申し込み締切・定員:2018年1月31日締切 定員150名
※申込み受付は先着順で、定員になり次第締め切らせていただきます。



最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。

13
2017-12

IPS援助つき雇用勉強会@12月のお知らせ

投稿時間 : 12時56分43秒

カテゴリー : メンタルヘルス

ジャンル : 指定なし

住吉病院とすみよし障がい者就業・生活支援センターでは、2008年よりIPS(Individual Placement and Support)モデルによる援助つき雇用に関する勉強会を開催しております。毎回いろいろな立場の方と学びを深めつつ、回数を重ねてきています。今シーズンはあらたなIPS援助付き雇用の本を輪読しながら勉強を行っています。

今回は今年1年を振り返る忘年会として会合を行いますが、これから就労支援を行おうとお考えの支援職の方もお気軽にご参加下さい。所属先にこだわらず、リカバリーやストレングスモデルに興味のある支援のお仕事をお持ちの皆さまお誘い合わせのうえ、ご参加をお待ちしています。


IPS援助付き雇用勉強会2017年12月

日時: 2017年12月26日(火 18:30~ 
     ※IPS勉強会は毎月第4火曜日です

場所: タイ&ベトナムレストラン{アナンタヤ」
      詳しくはこちらをどうぞ→
https://tabelog.com/yamanashi/A1901/A190101/19008091/

内容: 「今年を振り返る」


注:今回も勉強会メンバーがお店のおかみさんと交渉して「タイ現地式に近い味付け」をお願いしての料理提供となる予定です。準備の都合上、ご参加ご予定の方は必ずすみよし就業・生活支援センターの中島/渡邊までご連絡下さい。お問い合わせもこちらへどうぞ→http://www.sumiyoshi-kaisei.jp/s-r-syougai-sien.html

働きたいと願う障害をもつ人の就労支援を進めるため、福祉・雇用・教育の関係機関、そして企業の皆様とのさまざまな情報の共有を行なうことを目的に、山梨県が開設した就労支援のポータルサイト『はたらき甲斐net』では「コラム」にて弊法人の「すみよし障がい者就業・生活支援センター」によるさまざまな活動の様子をご報告しております。是非、ご覧くださいhttp://www.hatarakikai.net


最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。