公益財団法人 住吉偕成会 住吉病院

甲府市の『公益財団法人 住吉偕成会 住吉病院 』の”エンパワメント”ブログ

17
2019-06

よんもくWRAP@6月のお知らせ

投稿時間 : 08時15分49秒

カテゴリー : メンタルヘルス

ジャンル : 指定なし

今月のよんもくWRAPのお知らせです。WRAPとは元気回復行動プラン(WRAP=Wellness Recovery Action Plan)の略称で、アメリカ人のMary Ellen Copeland(メアリー・エレン・コープランド)さんが、精神的な困難を抱えている人たちとともに自身も苦しんでいた精神的な病いに対処して自らの主導権を失わずに元気を回復する方法を作ったことが原点です。

山梨で活動をしているWRAPファシリテーターの人々は毎月第4木曜日の夕方、弊病院ケアセンターで、WRAPのつどいを開催しています。
第38回のテーマは「クライシスプラン」です。ご興味をお持ちの皆さま、よろしかったらお越しください。

日時:令和元年6月27日(木)18時20分~20時00分

場所:住吉病院ケアセンター2階
参加費:200円+災害カンパお願いします

※お菓子の持ち寄り大歓迎です

※詳しくは山梨の精神保健福祉を考える会のブログをご覧ください→https://yarimashoukai.blogspot.com/2019/06/wrap6.html

最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。

15
2019-06

本年4月から活動を開始している弊法人の新部署「サポートハウスとびら」がこのたびオープニングパーティを開催することとなったそうです。

日時:令和元年7月6日(土)
    12時30分受付開始、13時開始、16時30分終了予定
場所:公益財団法人住吉偕成会 住吉病院 
    旧アルコールセンター2階会議室
内容:特別講演 NPO法人ポプラの会様
    記念講演 NPO法人こらーるたいとう様
    シンポジウム「ピアサポートを広げるために私たちは何をしたら
    よいのか」

今回は、先だっての弊ブログでもご紹介した当事者ご本人が主体的に活動されている2つのNPO法人さまから講師の方をお招きして、先輩からの実践をうかがい、これからの「サポートハウスとびら」と本県におけるピアサポート未来像について学びを深めたいという趣旨のようです。
※くわしくはサポートハウスとびらのブログをご覧ください→https://supportobira.blogspot.com/2019/06/blog-post_12.html


最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。

14
2019-06

ここ数年、私はLEAPアプローチの実践やオープン・ダイアローグ/アンティシペーション・ダイアローグなどを学びながら、対話と傾聴についての理解をすすめようとしてています。さまざまな学びの場でご一緒になる参加者の方からは「やり方はわかるのですが、実際に行うとなると難しいと思います」というご意見をいただき、共有することが少なくありません。

そのような中で、オープン・ダイアローグ発信の地であるフィンランドの小学5年生が作ったという「議論のための10のルール」というものに出会いました。


北川 達夫著「図解 フィンランド・メソッド入門 」経済界

 

1. 他人の発言をさえぎらない
2. 話すときは、だらだらとしゃべらない
3. 話すときに、怒ったり泣いたりしない
4. わからないことがあったら、すぐに質問する
5. 話を聞くときは、話している人の目を見る
6. 話を聞くときは、他のことをしない
7. 最後まで、きちんと話を聞く
8. 議論が台無しになるようなことを言わない
9. どのような意見であっても、間違いと決めつけない
10. 議論が終わったら、議論の内容の話はしない

重要なのはこのルールが教師や学校によって与えられたものではなく、討論や対話のために必要なこととして生徒によって決められたということです。WRAP®クラスでの「ガイドライン(安心のための同意)」のようなイメージかと私は感じました。

メンタルヘルスの分野では対話や傾聴が必要だと言われています。しかし、それは医療や福祉や支援における「有効な技法」ではなく、そのことを醸成するための背景や文化から想像されていくものであることが大切だと思います。異国とはいえ、小学生たちが創造できるものが私たちにとって無理なこととは思っていません。


最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。

08
2019-06

ご意見箱のより良い利用のために

投稿時間 : 08時25分36秒

カテゴリー : メンタルヘルス

ジャンル : 指定なし

弊法人には「苦情等改善委員会」が設置されており、病棟・外来ほか各部門に「ご意見箱」を置いて、ご利用されている方からのご意見・ご要望をうかがっています。ここのところ、法人内スタッフでのみこのご意見を扱う事が適当であるのかを疑問視する声があり、新たに活動を開始した、医療でも福祉でもない部署である「サポートハウスとびら」からの要望に基づいて、外部より法律の学識者の方を交えて検討の話し合いを行いました。


1.現状確認
苦情等改善委員会にて回収、検討をしたのち、法人管理職会議に改善要望書として提出。所属長がヒアリングや指導等、対応している。ご意見箱用紙の項目は4つ。設備、対職員、診療、その他。書いた人が記名する欄があるが、今後のことを考えるのか、無記名のままの場合も少なくない。したがって法人での検討結果が無記名の方には返せていない。質問を開示してよいか尋ねていないので、開示もできていない。記名の場合は返している。次に同じ投書がなければ改善されたのかな、という感じ・・・。

2.弱点
・現状は意見用紙に書ける人のみ。書けない人の声の在り方をどう受け止めるか。
・結果、どのように対応したのか、改善されたのかがわからない。

医療福祉サービスの利用経験を持つサポートハウスとびらのメンバーからは
・現場の職員からの仕返しが怖いと名前が書けない。
・名前を書いても安心できる方法が必要。
・名前はとびらのメンバーのみ知っているが、病院や施設には伝えない。そうすれば、
 結果を本人に返せる。
・貼りだしてほしいか、伝えてほしいかも本人に聞く。
・1回書いてダメだとあきらめてしまっているのではないか。
・書くだけではなくしっかり聞きとることも大事。

という意見が出されました。これらを受けて次のような改善を図ろうということになりました。

3.今後の具体的な方法について

・苦情処理委員会をとびらに移管する
・声を出した人から、医療の利用経験があってより共感しやすいとびらメンバーが
 しっかり意見を聞く。
・安心して語れる場を作る。
 閉鎖の方とはどこで話すか?→やりながら考えていく。
・委員会に外部の方に入っていただく。
 →県内大学の法学の教員の方を、月二回、とびらのミーティングに来ることが可能。
・検討は「とびら」内で行う。法学の学識経験者はその際に参加する。
・とびらから「改善要望書」として法人に提出する=結果が見える化される
・議事録を残す。
 ※あとから、どういう考え方があってその結論になったのか、きちんと導き出せる
   形で、提示できるようにする。
・本人→とびら→法人→改善要請→法人管理職会議→返答→とびら→本人 
 という流れで結果もとびらに返ってくるようにすれば本人に返せるし、また話を
 聞ける。

4.今後の予定
・6月の管理職会議に出して、了承されてから始める。
・6月の回収からとびらでやる。
  それまで法律の学識経験者の方の立場について話を詰める
  ※ 守秘義務のためには契約が必要だが、法人と雇用の関係になることで第三者
     性が担保できるのかをご本人に検討していただく
・同時に、とびらも委員会開催の日程調整等、準備を行う。

弊法人を利用されている方々のご意見がよりよく反映できるように進んでいきたいと考えています。

※サポートハウスとびらの情報はこちら→https://supportobira.blogspot.com/


最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。

06
2019-06

こらーる・たいとう

投稿時間 : 22時23分38秒

カテゴリー : メンタルヘルス

ジャンル : 指定なし

NPO法人こらーるたいとうさまは、東京都台東区にある、”ソロではなく、みんなで協力し合って美しい音楽をそっと響かせていたい”という思いのもと、1998年8月に開設された団体です。身体障がいを持つ人々、知的障がいを持つ人々、一般市民とともに運営している精神障害者ピアサポートセンターです。

活動としては、障がいを持った人々が、地域で豊かな生活をおくれるよう、ピアサポート、自立生活プログラム、権利擁贋、介助者育成、研修会などを行い、就労継続支援B型事業「ピアレストランこらーるカフェ」を設置運営しています。

主な事業としては、

★ピアサポート:年齢や役割を超えて対等に時間を分け合い、役割交代をして“私”を
  主語に"私の感情”をありのままに開放して、秘密厳守するぴあ・カウンセリングを
  手がかりに仲間同士の生活・生きがいを支援し合っていきます。        
★権利擁護:精神障害者を中心に、障害を持つ人々、高齢者、女性、子供は、権利
  侵害にあいやすい状況におかれています。 本人も権利侵害とは思わず、“私が
  悪いのだ”“私のせいだ”と問題を背負い込んで生活している場合が多いのです。
  私たちは施設・病院・地域でおきている権利侵害に対して、本人自身をエンパワー
  メントして、一緒に解決していきます。

★自立生活プログラム:私たちは、自分を好きになってくると、生活のすみずみに
  人間としていろいろな権利、責任があったのだと気がついてきます。同じテーマ
  を持って生きている仲間、同じ障害をもって生きている仲間に会うことは、私たち
  に回復をもたらし、元気にしてきました。そして、楽しいこと、豊かな体験をいっぱい
  して、過去にひきづられる“私”から、今日を生きる“私”、明日を切り開く勇気を
  持つ“私”お互い変化していきます。自立生活プログラムは障害や生き方や権利や
  好きなこと好きな人などについて安心して語り合える場であり、実際においしい
  ものを作ったり、楽しい演奏をしあったり、絵を描いたりする場です。
  また、退院準備、自立生活を支援する活動も自立生活プログラムです。

★介助者育成・派遣:具合悪いとき黙って横にいてくれる人、私が悲しいとき一緒に
  泣いてくれる人、私が嬉しいとき一緒に笑ってくれる人、私がしかられるとき、一緒
  にしょげてしかられてくれる人、私が一生懸命ふきこんだ音楽を一緒に聞いてくれ
  る人……精神障害者の自立生活にも介助者が必要です。私たちの介助者は、
  私たち自身が育成していく責任があります。そして一緒に私たちの自立生活を
  エンジョイしていきたいと願っています。

住吉病院では、病棟読書会で、こらーるたいとうの”BILIEVE”を読ませていただいています。人として対等につきあうことの重要性、それなしにリカバリーは生じてこないと思います。そして、「社会的入院から地域へ」は精神的困難の経験がある人々によるピアポートの素晴らしさが実体験をお持ちの方の語りを通して伝えてくれます。その目指すものはポプラの会さまにも似ており、サポートハウスとびらの理念にもつながるような気がします。

こらーる・たいとうさまのHPはこちら→https://www.koraru-taitou.com/

サポートハウスとびらでは、きたる7月6日(土)にオープニングパーティーを開催し、その際にNPO法人こらーる・たいとうの代表の方からも講演をしていただけるということです。皆さま、どうぞお楽しみにお待ちください。


最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。

05
2019-06

同じところを目指している先輩たちと出会う

投稿時間 : 12時12分34秒

カテゴリー : メンタルヘルス

ジャンル : 指定なし

去る6月1日に、長野県の家族会連合会でお呼ばれしてLEAPアプローチについてお話をさせていただきました。講演の会場はNPO法人ポプラの会さまが事務所を置いている建物でしたので、せっかくの機会だと思い、法人の「サポートハウスとびら」のスタッフ、そしてLEAPアプローチの「ご家族のつどい」のメンバーの有志の方と一緒に現地まで事務長の運転で出かけてきました。

ポプラの会さまは、HPによると「精神の疾患を経験し、障がいや生活のしづらさを持っていてもすてきなところを育て合っていきたい。同じ仲間として共に支え合いたい。」という気持ちを持って2004年から長野で活動しておられる「当事者会」ということです。会のスタッフは7名で、すべてメンタルヘルスサービスの利用経験があり、会の理念は次のように書かれています。


様々な「生活のしづらさ」や困難を抱えていても、地域で安心して暮らせるように皆で力を併せて、それぞれが「その人らしく」居られるようにピアサポートしていきます。
  ポプラの会単体ではなく、家族会、様々な関係機関や支援者、ボランティア、地域の方々とつながりながら、支え合いながら、交流をしながら、当事者がリカバリー(回復)を辿ることに力を注ぎます。     
 ★ 当事者(ご本人)の希望や意思を尊重していくように努めます。
 ★ 当事者として、ピア(対等)の立場で、支え合っていきます。
 ★ 障がいに対する「差別・偏見の解消」に当事者として寄与し、より良い地域に
   なるよう、務めます。
 ★ 障がいがあっても、地域で安心して暮らせるよう、制度や施策に当事者の声が
   反映され、改善されるよう、声をあげ運動していきます。
 ★ 長野市内、県内外、国内外を問わず、家族会・他機関・団体・当事者会との
   連携を持ちながら、私たち皆がいきいきと地域で暮らせることを目指します。
 ★ ピアサポートを軸に、「人として対等である」ことを尊重し、それぞれの尊厳を
   大切にしながら、リカバリ―の応援をします。 
 ★ 研鑽を積んでより人間として学び成長することを目指します。


私は数年前に現在の代表さま、事務局長さまと知り合う機会があり、以来、「山梨にもこのような活動のできる団体があったらいいな」とずっと思ってきました。地域でのいわゆる「当事者活動」は私の目からすると大きな変化はおきずにここ数年が過ぎてきましたが、法人の中で「ピアサポートハウスとびら」が設立され、ようやく山梨の地でもポプラの会の先輩の皆さまたちの背中を追いかける体制が整ってきたと感じました。

私どもの法人ではこの呼び名は用いていませんが、交流会をさせていただいて、ポプラの会さまは「ピアスタッフ」7名によって地域活動支援センターを運営し、多団体とも連携しあいながらも各種の活動を自らの手で直接行っておられました。「とびら」で語っていることが夢物語ではない、本当にできるのだということを知って参加者はみんなでこころを熱くすることができました。さまざまな活動やご体験を教えていただいた会の皆さまに心から感謝します。私も、多くの学びと大きな刺激を受けることができました。NPO法人という事で、財務状況や活動内容もすべて公開されており、社会の中に立ち位置を置いた本当に素晴らしいご活動だと感じ入りました。

ポプラの会さまのHPはこちら→http://www.poplar-nagano.sakura.ne.jp/

サポートハウスとびらでは、きたる7月6日(土)にオープニングパーティーを開催し、その際にNPO法人ポプラの会さまからも講演をしていただけるとうことです。皆さま、どうぞお楽しみにお待ちください。


最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。

04
2019-06

ご家族のつどい@6月のお知らせ

投稿時間 : 12時28分01秒

カテゴリー : メンタルヘルス

ジャンル : 指定なし

毎月1回開催されているご家族のつどいですが、6月の開催をお知らせいたします。現在は、新たな元号にもなり、新たな気持ちで皆さまと5クール目を学んできております。回を重ねるたびに新たな気づきを感じることのできるこのつどい、どうぞお気軽にご参加ください。

今回は、ご家族同士のコミュニケーションをスムーズにするアプローチ法LEAPの各論から「Agree=同意すること」のその前に”自分の意見を述べること”について、ご一緒に新たな学びに向けての話し合いをおこないたいと思います。

お申し込み:5月からご家族のつどいの管轄はケアセンターから、法人内の新たな部署「サポートハウスとびら」にうつりました。お申込みは法人代表電話番号を通じてお電話を頂くか、メールにてお申し込みください。当日のご参加も歓迎しています。最近、インターネット情報や口コミなどでこの会をお知りになり、当院ご利用者様以外のご家族のお立場の方もいらっしゃるようになりましたが、もちろんご参加はOKです!
※ 当院ご利用者様以外のご家族の方は、事前にご一報いただけますと幸いです。
   お問い合わせはこちらからお願いいたします
   →tobira〇sumiyoshi-kaisei.jp (〇の部分を@に変換してメールをしてください)

※ ご家族のつどい開催にあたり、ボランティアをしていただけるご家族の方も大募集
   しております。どうぞよろしくお願い申し上げます。

なお、当日10時より精神疾患についての情報提供を兼ねた家族教室「あおぞら会」も開催いたします。よろしかったらこちらもどうぞご利用ください。



最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。

03
2019-06

あおぞら会@第6回のお知らせ

投稿時間 : 12時16分40秒

カテゴリー : メンタルヘルス

ジャンル : 指定なし

公益財団法人住吉偕成会住吉病院では、本年1月よりご家族の皆さま向けに「あおぞら会(家族教室)」を開始いたしました。これまでの「ご家族のつどい」は実践的なご家族のかかわり方に重点を置いてご家族の皆さまの相互のお力を借りて開いてまいりましたが、今度の試みは大切な方が精神疾患の診断を受けられたけれど、どうしてよいのかわからない方、もっとよく病のことを知りたいと思っていらっしゃる方、どんな支援が受けられるのか情報を求めておられる方々により直接的な情報提供をお届けしたい、と始めるものです。

患者様のご家族様は日頃様々な不安を抱えて生活をされていると思います。病気などについて知り、思いを話したりすることでご家族自身も元気になり、ご本人によいかかわりをしてくださることで、ご本人の回復にも役立つと明らかになっています。令和に元号が替わりましたが、ご家族の皆さまにおかれましてはどうぞお気軽に足をお運びになっていただきたく、スタッフより心を込めてご案内する次第です。

あおぞら会第6回
日時:令和元年6月8日(土) 10時~11時45分
内容:「社会資源の利用の仕方」の講義+グループワーク
    今回は、精神保健福祉に関して利用のできる社会資源のいろいろに
    ついて精神保健福祉士より情報を提供します。
場所:新館1階 作業療法室
※15分前から受け付けを行います


最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。

23
2019-05

世界統合失調症デー

投稿時間 : 08時27分00秒

カテゴリー : メンタルヘルス

ジャンル : 指定なし

5月24日は「世界統合失調症デー」です。統合失調症は稀な病気ではありませんが、偏見が根強く残っているためにこの診断を隠さざるを得ない日々を過ごしていらっしゃる方も少なくありません。そのような偏見の中でひっそりと生きていくことは辛いことだと思います。この日は統合失調症について、ご本人、ご家族、関係者の方々、市民のみなさま、みんなで、偏見による生きづらさを乗り越えるとはどういうことか、病気を隠さずに生きることができるような社会になるために、偏見に対して私たちはどうあればいいのかなど、一緒に考えていく日になっていくと嬉しいです。

京都で活動しておられる「統合失調症グリーンカフェ」様による呼びかけを転載します。
https://schizophreniacafe.jimdofree.com/

世界統合失調症デー 2019.5.24.

ハッシュタグ #世界統合失調症デー で投稿を

5月24日は世界統合失調症デー。
統合失調症についての理解を広め、当事者や家族が孤立せず安心して暮らせる社会を作るために、世界中の人たちが行動する日です。
5月24日にはハッシュタグ #世界統合失調症デー をつけてSNSに投稿を。
啓発には当事者の発信が重要です。統合失調症に関するいろいろなことや、伝えたい思いを。
もちろん当事者以外の方も、ぜひ。
テーマカラーは「むらさき」。写真やイラストもすてきです。

#worldschizophreniaday
#worldschizophreniaday2019
#schizophreniaday

でもOKのようです。一人でも多くの方が声を上げていただけますようにお願い申し上げます。


統合失調症というのは以下のような精神的困難の状態を表す診断名です。

https://www.mhlw.go.jp/kokoro/speciality/detail_into.html
(厚生労働省ホームページより抜粋)
統合失調症は、およそ100人に1人弱がかかる頻度の高い病気です。「普通の話も通じなくなる」「不治の病」という誤ったイメージがありますが、こころの働きの多くの部分は保たれ、多くの患者さんが回復していきます。たとえば、初発患者さんののほぼ半数は、完全かつ長期的な回復を期待できるとされています。

統合失調症は、幻覚や妄想という症状が特徴的な精神疾患です。それに伴って、人々と交流しながら家庭や社会で生活を営む機能が障害を受けたり、「感覚・思考・行動が病気のために歪んでいる」ことを自分で振り返って考えることが難しくなりやすい(病識の障害)、という特徴を併せもっています。

統合失調症の原因は、今のところ明らかではありません。進学・就職・独立・結婚などの人生の進路における変化が、発症の契機となることが多いようです。 ただ、それらは発症のきっかけではあっても、原因ではないと考えられています。

様々な研究結果を総合すると、統合失調症の原因には素因と環境の両方が関係しており、素因の影響が約3分の2、環境の影響が約3分の1とされています。素因の影響がずいぶん大きいと感じるかもしれませんが、この値は高血圧や糖尿病に近いものですので、頻度の多い慢性的な病気に共通する値のようです。
子どもは親から遺伝と環境の両方の影響を受けますが、それでも統合失調症の母親から生まれた子どものうち同じ病気を発症するのは約10%にすぎません。


https://www.jspn.or.jp/modules/forpublic/index.php?content_id=4
(日本精神神経学会ホームページ:統合失調症(全般)より)
我々は普段は習慣化したことは特別意識しないで何でもやっていますよね。自然にというか…慣れと言おうか…当たり前にこなしています。
しかし統合失調症になると、これらが当たり前ではなく、一つ一つが意識されるようになります。

今まで出来ていたことができなくなるのではなく、意識されてしまうのです。なので、ものを扱うこと、ほとんどすべての運動、特に人間関係のちょっとしたことも、全て強く意識しないと出来なくなる。そういった、生活の全体的な変化が、患者さんに取ってとても困ることになる病気だと思います。
いいかえるなら、こころも体もぎこちなくなる病気です。

いろいろな感覚と刺激も強くなるので、人のちょっとした動きや物音も強く響いてしまいます。そのため、電気を消したり、弱めたり、日光を遮ったりして、結果的に引きこもる人もいます。人とちょっと目が合ったとか、そう言うのが強く響くようになり、「にらんでいる」とか「自分に好意を持っている」とか、特別な意味があるように感じられて、被害妄想とか、命令する幻聴とか、自分の考えが外に漏れてしまうと考えて、恐ろしくなってしまう、という症状が起こる人も居ます。

今まで何でもなかったことに、たくさんの特別な意味が出てくると、「世界から圧倒される感じ」になり、自分という存在が、ひっくりかえってしまいます。この「ひっくりかえり」が統合失調症のはじまりだと思います。感覚が過敏になることは神経症でも、うつ病でも起こります。でも自分(主体)と他者(客体)がひっくり返ることはありません。最初は自分の感覚が鋭くなったから…と思っていたのが、自分の中の変化ではなくて、外部の誰か、あるいは何かが作り出しているという、逆転現象が起こるのが、統合失調症の特徴と考えます。その結果、さまざまな症状が起こり、生活全体に影響が出る病気と考えます。


最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。

19
2019-05

IPS援助付き雇用勉強会@5月のお知らせ

投稿時間 : 23時01分47秒

カテゴリー : メンタルヘルス

ジャンル : 指定なし

住吉病院とすみよし障がい者就業・生活支援センターでは、2008年よりIPS(Individual Placement and Support)モデルによる援助つき雇用に関する勉強会を開催しております。毎回いろいろな立場の方と学びを深めつつ、回数を重ねてきています。前回のシーズンは「サラ・スワンソン 、デボラ・ベッカー 著,  林 輝男 編集, 翻訳:IPS就労支援プログラム導入ガイド -精神障がい者の「働きたい」を支援するために 。星和書店」をみんなで読み、語り合う形式で開催してきましたが、現在は「チャールズ・ラップ/リチャードJゴスチャ著 ストレングスモデル第3版」を読み、語り合っています。

チャールズ・A・ラップ/リチャード・J・ゴスチャ著, 田中英樹 監訳
「ストレングスモデル[第3版]―リカバリー志向の精神保健福祉サービス」金剛出版

精神保健福祉分野のパラダイムを変えていくストレングスモデルについてですので、就労支援に携わる方々のみならず、多くの支援者の方に学んでいただければ幸いです。手もとに本をお持ちでなくても、毎回抄読者による抄録発表と話し合いですので、所属先にこだわらず、リカバリーやストレングスモデルに興味のある支援のお仕事をお持ちの皆さまのご参加をお待ちしています。令和初めての勉強会ですので、多くの方のご参加を待ちしています。

IPS援助付き雇用勉強会2019年5月

日時: 2019年5月28日(火) 18:30~ 
     ※IPS勉強会は毎月第4火曜日です

場所: 住吉病院 ケアセンター2階
      アクセス→
http://www.sumiyoshi-kaisei.jp/s-toiawase.html
内容: 「ストレングスモデル第3版」
     抄読者による報告とディスカッション

お問い合わせは、すみよし就業・生活支援センター・中島/渡邊までご連絡下さい。連絡先はこちらをご覧ください→http://www.sumiyoshi-kaisei.jp/s-r-syougai-sien.html

山梨県が開設した就労支援のポータルサイト『はたらき甲斐net』「コラム」にて弊法人の「すみよし障がい者就業・生活支援センター」によるさまざまな活動の様子をご報告しております。是非、ご覧くださいhttp://www.hatarakikai.net



最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。