公益財団法人 住吉偕成会 住吉病院

甲府市の『公益財団法人 住吉偕成会 住吉病院 』の”エンパワメント”ブログ

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2019-06

同じところを目指している先輩たちと出会う

投稿時間 : 12時12分34秒

カテゴリー : メンタルヘルス

ジャンル : 指定なし

去る6月1日に、長野県の家族会連合会でお呼ばれしてLEAPアプローチについてお話をさせていただきました。講演の会場はNPO法人ポプラの会さまが事務所を置いている建物でしたので、せっかくの機会だと思い、法人の「サポートハウスとびら」のスタッフ、そしてLEAPアプローチの「ご家族のつどい」のメンバーの有志の方と一緒に現地まで事務長の運転で出かけてきました。

ポプラの会さまは、HPによると「精神の疾患を経験し、障がいや生活のしづらさを持っていてもすてきなところを育て合っていきたい。同じ仲間として共に支え合いたい。」という気持ちを持って2004年から長野で活動しておられる「当事者会」ということです。会のスタッフは7名で、すべてメンタルヘルスサービスの利用経験があり、会の理念は次のように書かれています。


様々な「生活のしづらさ」や困難を抱えていても、地域で安心して暮らせるように皆で力を併せて、それぞれが「その人らしく」居られるようにピアサポートしていきます。
  ポプラの会単体ではなく、家族会、様々な関係機関や支援者、ボランティア、地域の方々とつながりながら、支え合いながら、交流をしながら、当事者がリカバリー(回復)を辿ることに力を注ぎます。     
 ★ 当事者(ご本人)の希望や意思を尊重していくように努めます。
 ★ 当事者として、ピア(対等)の立場で、支え合っていきます。
 ★ 障がいに対する「差別・偏見の解消」に当事者として寄与し、より良い地域に
   なるよう、務めます。
 ★ 障がいがあっても、地域で安心して暮らせるよう、制度や施策に当事者の声が
   反映され、改善されるよう、声をあげ運動していきます。
 ★ 長野市内、県内外、国内外を問わず、家族会・他機関・団体・当事者会との
   連携を持ちながら、私たち皆がいきいきと地域で暮らせることを目指します。
 ★ ピアサポートを軸に、「人として対等である」ことを尊重し、それぞれの尊厳を
   大切にしながら、リカバリ―の応援をします。 
 ★ 研鑽を積んでより人間として学び成長することを目指します。


私は数年前に現在の代表さま、事務局長さまと知り合う機会があり、以来、「山梨にもこのような活動のできる団体があったらいいな」とずっと思ってきました。地域でのいわゆる「当事者活動」は私の目からすると大きな変化はおきずにここ数年が過ぎてきましたが、法人の中で「ピアサポートハウスとびら」が設立され、ようやく山梨の地でもポプラの会の先輩の皆さまたちの背中を追いかける体制が整ってきたと感じました。

私どもの法人ではこの呼び名は用いていませんが、交流会をさせていただいて、ポプラの会さまは「ピアスタッフ」7名によって地域活動支援センターを運営し、多団体とも連携しあいながらも各種の活動を自らの手で直接行っておられました。「とびら」で語っていることが夢物語ではない、本当にできるのだということを知って参加者はみんなでこころを熱くすることができました。さまざまな活動やご体験を教えていただいた会の皆さまに心から感謝します。私も、多くの学びと大きな刺激を受けることができました。NPO法人という事で、財務状況や活動内容もすべて公開されており、社会の中に立ち位置を置いた本当に素晴らしいご活動だと感じ入りました。

ポプラの会さまのHPはこちら→http://www.poplar-nagano.sakura.ne.jp/

サポートハウスとびらでは、きたる7月6日(土)にオープニングパーティーを開催し、その際にNPO法人ポプラの会さまからも講演をしていただけるとうことです。皆さま、どうぞお楽しみにお待ちください。


最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。