公益財団法人 住吉偕成会 住吉病院

甲府市の『公益財団法人 住吉偕成会 住吉病院 』の”エンパワメント”ブログ

17
2017-10

よんもくWRAP@10月のお知らせ

投稿時間 : 14時49分14秒

カテゴリー : メンタルヘルス

ジャンル : 指定なし

月第4木曜日に開催されている「よんもくWRAP」のお知らせです。

山梨で活動をしているWRAPファシリテーターの人々は毎月第4木曜日の夕方、弊病院ケアセンターで、WRAPのつどいを開催しています。

8月9月とお休みしましたが、第22回は10月26日(木) 18時20分~20時、住吉病院ケアセンターで行います。
今回は、「引き金に気づき、対応するための行動プラン」をテーマにして語り合う予定です。ご興味をお持ちの皆さま、よろしかったらお越しください。

参加費:200円+熊本地震災害カンパお願いします
※お菓子の持ち寄り大歓迎です

※詳しくは山梨の精神保健福祉を考える会のブログをご覧ください→https://yarimashoukai.blogspot.jp/2017/10/wrap10.html

お問い合わせはwrap_yamanashi○yahoo.co.jp(○の部分を@にしてお送りください)までどうぞ!



最後までお読みいただいた方、どうもありがとうございました。

14
2017-10

ご家族のつどい@10月のお知らせ

投稿時間 : 09時57分54秒

カテゴリー : メンタルヘルス

ジャンル : 指定なし

10月のご家族のつどいのお知らせをさせていただきます。
9月はLEAPアプローチのA=Agree(同意)について学びを新たにし、家庭での場面について参加者で対話しながら気づきと学びを深めました。今回もまたLEAPアプローチを使ってみてのうれしいご報告をいただきました。

10月もさらにLEAPアプローチを体感していきたいと思っていますので、皆さまお気軽にご参加ください。今回は「Partner(パートナー)」についての解説と実践を行う予定です。

日時:平成29年10月21日(土)
場所:住吉病院ケアセンター
   13:00 開始  (12:30から受付しています)
   15:00 終了
   15:00からは自由参加のご家族同士のフリートークとなります。時間は
   前後することもありますのでご了承ください。

内容:LEAPアプローチ実践
   日常生活の場面でLEAPを使って対応してみたい場面を準備して
   きてください。

お申し込み:ケアセンター宛にお電話を頂くか、ご本人さまを通じてお申し込みください。当日の急なご参加も歓迎しています。当院ご利用者様以外のご家族のお立場の方のご参加もOKです!

お問い合わせについてはこちらをご覧ください→http://www.sumiyoshi-kaisei.jp/s-toiawase.html


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12
2017-10

IPS援助つき雇用勉強会@10月のお知らせ

投稿時間 : 16時02分09秒

カテゴリー : メンタルヘルス

ジャンル : 指定なし

住吉病院とすみよし障がい者就業・生活支援センターでは、2008年よりIPS(Individual Placement and Support)モデルによる援助つき雇用に関する勉強会を開催しております。毎回いろいろな立場の方と学びを深めつつ、回数を重ねてきています。9月の第4火曜日からは新しいシーズンを住吉病院で開催しております。今回読み進めていくのは以下の本です。皆さまとまた深めてまいりましょう。

サラ・スワンソン 、デボラ・ベッカー 著,    林 輝男 編集, 翻訳:IPS就労支援プログラム導入ガイド -精神障がい者の「働きたい」を支援するために 。星和書店


IPS援助付き雇用勉強会2017年10月

日時: 2017年10月24日(火) 18:30~ 
     ※IPS勉強会は毎月第4火曜日です

場所: 住吉病院 本館3F会議室
      アクセス→
http://www.sumiyoshi-kaisei.jp/s-toiawase.html
内容: 「IPS就労支援プログラム導入ガイド」
     今月担当の方による抄読と話し合い

お問い合わせは、すみよし就業・生活支援センター・中島/渡邊までご連絡下さい。はたらきたいと願う障害をもつ人の就労支援を進めるため、福祉・雇用・教育の関係機関、そして企業の皆様とのさまざまな情報の共有を行なうことを目的に、山梨県が開設した就労支援のポータルサイト『はたらき甲斐net』では「コラム」にて弊法人の「すみよし障がい者就業・生活支援センター」によるさまざまな活動の様子をご報告しております。是非、ご覧ください。http://www.hatarakikai.net


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11
2017-10

死を思うあなたへ

投稿時間 : 13時10分43秒

カテゴリー : メンタルヘルス

ジャンル : 指定なし

話題の一冊を読みました。幼いころから家庭の問題で苦しみ、思春期のの大半を精神科病院で過ごした後、現在は新しい家庭を築いて家事や育児のかたわらで、行き場のない犬や猫が永続的に安心して暮らせる家庭をみつける「動物の生きる権利を守る活動」をしておられる方の経験に基づくストーリーです。


吉田ルカ著「死を思うあなたへ-つながる命の物語」日本評論社

著者の方が生育したのはいわゆる「エリート」の家庭のようでいてDVをふるう独裁的な父、それを止めようとせず暴力の前に無力である母。著者の方はいつも「悪いのはあなた」と言われてきたのです。そのような生育環境において自分に対する評価は常に低くもたされ、信頼できる大人にも出会うことがなく、家にも居場所がなく、著者の方は高校3年になって精神科の門をくぐったとあります。

19歳になる前日、睡眠薬を大量に服用しての自殺企図から目覚めると、著者の方は精神科病院の狭い個室のベッドの上に寝かされていました。精神科病院では様々な「患者さん」同士の触れ合いがありましたが、ここには描かれていない、それを凌駕する現実があったかもしれません。感情の起伏なども精神科医の処方によって先鋭化してしまったこともあったかもしれません。

著者の方が精神科で知り合った人々のうち、自殺された方もおられたとありますが、著者の方は大学病院で何人かの信頼できる精神科の医師に出会ったことをきっかけにリカバリーの道を歩んでいかれました。本からは回復とは、それまでの苦労を乗り越えたり、苦労がなかったことにすることではない、ということが伝わってきました。著者の方によりそってくれた精神科医の人たちは病より人を診るという、ある意味当たり前の診療をしているようにみえますが、現実の精神科病院はそんなものではない、と本書の前書きにおけるある精神科医の指摘は重要だとも思います。ハンセン氏病をお持ちの方に対するのと同じような国の施策によって方向づけられ、差別的な人員配置を認める法体系化において、ある意味精神科病院は社会の構造によって存在が決められてきた面があるからです。そういった状況のもとにおける精神医療の質の格差、つまり出会えた精神科医の質の差が「運」によっており、そのことで人生が大きく左右されることは悲しいことだと思います。

あるシーンがとても心に残りました。

「なんで死んだらあかんの」
「ワシがかなしいからじゃ」
「そんなん知らん。それは先生のエゴや」

その時は著者には、担当医個人のエゴにしか映らなかったのは本当でしょう。でも、この本を読んで、病いを持つ人を人として受け止め、医療という関係性の中で「わたし」と「あなた」をへだてない関係性の中で自分の責任をはっきりとすることついて、忘れてきたものをもう一度思い出した人が少なくないでしょう。一つ一つの会話はそれだけでなく、つながりの中で細い糸が次第に太く紡がれていったり、あるいはまたその場の会話から自分自身との対話がおこって新しいものに出会うこともあるでしょう。そして、医師とのかかわりがすべてではなく、人は人によって癒され、そして誰しもが成長するものであることを信じてよいことをあらためて感じたかもしれません。私は、本書を通して自分の来し方と対話し、出会った多くの人たちとの対話がよみがえって深い感情が生じるのを感じました。

そして私は、かつて下記の本を読んだときと同じような、心の回復の旅路の物語に触れて、また一つ、人の持つ力というものを学んだ気がします。
https://blog.cabrain.net/CN010030/article/id/90371.html


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