社会医療法人社団 健友会 中野共立病院

東京都中野区にある『医療法人社団 健友会 中野共立病院』のブログ

21
2015-02

ケーパピリティ!

投稿時間 : 20時03分41秒

カテゴリー : 指定なし(ブログ)

ジャンル : 指定なし

129日 健友会レジデント・デイ開催!!

QOL・健康権をケーパビリティ(潜在能力)の視点で考える」

 

129日の木曜日、恒例となった

健友会医師研修レジデント・デーが開催されました。

レジデント・デーは、普段は外部の病院などで研修している

健友会所属の研修医が集まる日で、職員と一緒に様々な学習企画を行っています。

 今回は立川相互病院から2カ月間、

 共立病院の支援に来てくれた後期1年目研修医の振り返りと、

 同じく立川相互病院で初期研修中の、1年目戸田匠医師の研修報告からスタート。




メイン企画は、ケーパビリティ・潜在能力をテーマした学習企画。

一橋大学経済研究所の後藤玲子先生をお招きして講演していただきました。

 



講演の中では、

近代経済学の中から出てきたケーパビリティ・潜在能力の誕生から、

そのアプローチ方法、測定の方法についてなどが語られました。

また、臨床現場において、患者の受容・患者教育の名の下に、

患者の社会的自由・福祉的自由が損なわれる恐れはないかという問題提起があり、

それに対し、ケーパビリティ・アプローチを用いることによって、

患者個々人の境遇の差異を反映した「生活のありよう」の評価を行うことが

可能となり、これが患者の社会的自由・福祉的自由の実現に向けた、

あるべき臨床実践の構築に繋がるのではないか、

という結語で会は締めくくられました。

 

講演の後の質疑応答の時間にはいくつか意見も出され、

参加者からは、「いつも私達がしていることが体系化されていると感じた、

今やっていることが間違いではないと感じ励まされた」といった意見や、

「難しい問題ではあったが、作り上げられた固定概念、

自己責任論を疑ってみるという点に、共感できた。

今目の前にある事柄をそのまま受け止めるのではなく、

ケーパビリティの視点から分解して考えてみることが必要だと感じた」

等といった感想が出されました。

 

中々簡単には理解できない事柄ではありますが、

普段の診療の中で私達医療者が感じている疑問に、

後藤先生のお話が、何となく答えを投げかけてくださったような、

そして今後も様々なことを考えるきっかけになったのではないでしょうか?


医師研修委員会では今後も定期的にレジデント・デイを開催、

様々な情報を発信していきます。どうぞご期待ください。




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