社会医療法人社団 健友会 中野共立病院

東京都中野区にある『医療法人社団 健友会 中野共立病院』のブログ

24
2015-01

ケーパビリティ!

投稿時間 : 09時31分42秒

カテゴリー : 指定なし(ブログ)

ジャンル : 指定なし

健友会医師研修レジデント・デー事前学習会

1月15日の木曜日、健友会医師研修委員会主催の

レジデント・デー事前学習会が開催されました


今回の学習会の目的は、129日に行われるレジデント・デーの題材

「ケーパビリティ(潜在能力)」についての理解を深めることです。


~以下、伊藤浩一医師の発言より~

普段の臨床の中で、医療上の選択を提示しても、

通常だと思われる選択をしない人たちが、あなたのまわりにもいませんか?


人とのつながりがないといった社会的な理由だったり、

経済的な問題で実質的に選択肢がなかったり、

あるいはそれまでの人生の中で選好が偏ったりなどで、

例えば、早期のがんが見つかり9割以上治る可能性があることを伝えても

積極的な治療をしないといった、

普通の合理的と思われる選択をしない人たちがいます。

結局は、教育歴によって健康は決まってしまうのか

と思わざるを得なかったりすることもあったりします。


 また生活の質を考えて臨床的に対応していると、

しばしば気軽に言っていますが、ほとんどは本人の

主観的な効用のみで評価してしまいがちです。

しかし主観のみによる判断ではとても危うく、

一方、基本的な財が提供されればいいかといえば、

それで満ち足りるように思われる人もいますが、

医療も個別性が高いだけにそうでもなさそうです。

そうした中で、潜在能力(ケーパビリティ)の考え方はとても魅力的ですが、

実際臨床の中でどう実践するかは難しい問題ではないでしょうか?


潜在能力アプローチ・QOL・健康権に関して、

医療者が理解しておくべきことを、皆さんで一度考えてみましょう。

※このニュースは、健友会の医師研修に関する活動を広く知ってもらう為、

発行しています。(ご意見、アドバイスお願いします)

 

 


このケーパビリティ、とても興味深いのですが少し難しそう…

というわけで、講師を病院医療サービス課とリハビリ室の職員にお願いし、

今回の事前学習会が実現しました。

多くの職員が参加する中、それぞれQOLと、ICF(国際生活機能分類)について

ケーパビリティの問題と絡めてわかりやすく説明してくださいました。

参加された皆さんもケーパビリティ・潜在能力について考えるきっかけになったのではないでしょうか?




さて、健友会レジデント・デー本番は129日の木曜日、

一橋大学経済研究所の後藤玲子先生をお招きし開催する予定です。

オープン企画ですので、どなたも参加可能です。


QOLと健康権、ケーパビリティについての質問も募集していますので、

興味のある方、是非ご参加ください。


お問い合わせは中野共立病院医局・小林、新井(03-3386-3166)まで

よろしくお願いします。


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