外来では、実際患者様と接した時に判断に困ったことや、患者様から注意を受けた事例を出し合い、カンファレンスを行っています。カンファレンスではその時どう対応したらよかったのか、どの考え方を優先すればよかったのかなどの検討をしています。
医療技術の進歩や人々の権利意識の高まり、価値観の多様化等により、私達看護師は様々な場面で、多くの倫理的問題に直面します。看護師は専門職として、より質の高い看護を提供するために、深い知識と確実な看護技術だけでなく、高い倫理性を兼ね備えることが不可欠となります。
私達は専門職として自らの行動を律するために「看護者の倫理綱領」が定められていて、それを常に念頭に置き日々の業務にあたっています。
毎朝ミーティングの最後に、この「看護者の倫理綱領」を1条ずつ唱和して、再確認しています。
患者様の立場や思いが尊重でき、質の高い看護が提供できるように日々がんばっていきたいと思います。