特定医療法人 長生会 大井田病院

高知県宿毛市にある『特定医療法人 長生会 大井田病院』のブログ

25
2019-09

夜勤』と『看護体制』   みっちゃんブログ

投稿時間 : 08時00分00秒

カテゴリー : 地域医療

ジャンル : 医療コラム


24時間365日、患者に必要な医療・看護を安全に提供する事が私たち医療従事者の責務です。

昨今、厚生労働省の『働き方改革』が打ち出され、長時間労働是正に関連して「働きやすさ」が問われています。病院内でも時間外勤務の軽減や有休取得率アップの取り組みが行われていることは周知のところです。今回看護部門では、「夜勤・交代制勤務」の見直しに向けて取り組み、10月から数ヶ月の試行期間を経たうえで、変則2交代制勤務の本稼働の予定となりました。

現状の3交代制勤務では、超過勤務や勤務間インターバル、夜勤前後の休息時間の確保等に関する課題がありました。

変則2交代制では、看護の質を落とさないことはもちろんですが、職員の業務負担が軽減も大きなポイントになります。業務量が多いところへ手厚く人員を配置することで、時間外業務となっている指示受けや、看護記録等の時間外部分の削減も期待されます。

24時間直接患者にかかわる看護師の場合、生涯にわたり、安全に、健康に、それぞれの生活も豊かにしながら仕事を継続していくことが重要になります。看護者自身が夜勤の負担について認識しておく必要があるのではないでしょうか。

「夜勤…看護師なら当たり前」というのが、通常の認識かもしれませんが、それは健康だから言えること?私自身若いころは、夜勤負担の認識は低かったように思いますが、結婚、出産、育児というライフイベントの中での大変さは実感できるものがありました。そして年齢を重ね、夜、起きて働くということの心身両面の負担・・・・増大。

夜勤に慣れはないといわれています。夜間継続して働くことは、人間が生来持っている生活のリズムに相反することであり、慢性的な疲労が蓄積されるといわれています。突然死の報告も耳にします。また夜間の医療事故のリスクの高さも報告されています。

日本看護協会の倫理綱領の条文(第12条)で、「質の高い看護を行うために、看護者自身の心身の健康の保持増進に努める」ことがうたわれています。職業生活と私生活のバランス、活動と休息のバランスを保つように努めることが求められています。若い人材が増え、長く働き続けられる職場であること(離職防止)が望まれます。夜勤・交代制勤務の負担を最小にして勤務を継続しやすいように、今後も取り組む必要があります。

子育て世代の「短時間勤務」や「夜勤専従」「日勤専従」「高齢者の勤務形態」他、多様な働き方のアイデアが、勤務をつなぐ手段として生まれてきそうですね。

必要な人員が適材適所で働けること、そして「働きやすさ」が求められます。いずれにせよ、新たな体制づくりでは業務整理は必須ということですね。

勤務体制変更に伴う部門・職種間連携に関しては不明瞭な部分です。試行期間で評価、確認をする必要があります。ご意見ご協力をお願いいたします。



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