特定医療法人 長生会 大井田病院

高知県宿毛市にある『特定医療法人 長生会 大井田病院』のブログ

30
2019-06

梅雨とムカデ (医局)

投稿時間 : 08時30分08秒

カテゴリー : その他

ジャンル : 指定なし

遂に四国含め西日本の多くの地域で梅雨入りが発表されました。なんでも統計のある1951年以降で、最も遅い梅雨入りだそうです。もう6月も終わりですもんね。ちなみに我が家の幼稚園児は、「6月の季節は「梅雨」であって、「夏」ではない!」と言い張っていました。

 

さて梅雨時に増えるものの一つに、ムカデがあります。最近ムカデに咬まれた方がしばしばこられます。実は今までほとんど経験したことがなく、こんなところにも地域性を感じてしまいます。知らないことは調べてみよう、ということでムカデについて色々調べてみました。

 

日本にはおよそ150種類あまりムカデが生息しているそうですが、その中でも人間に被害を及ぼすことの多い攻撃性、毒性の強いものはトビズムカデ(オオムカデ)オオムカデの仲間です。「梅雨時に人家に入ってくる」そうなので、噛まれて病院に来る方もコイツに噛まれたのでしょうか。肉食で、普段は昆虫やゴキブリを捕食するので、益虫とも言えるそうです(参考「危険生物 講談社の動く図鑑 move2016)。でも個人的にはムカデとゴキブリなら、ゴキブリと戦う方を選びます。ムカデは怖い・・・

 

不幸にもムカデと出会った場合、どうやって退治するのか(僕は見て見ぬ振りしそうですが)。ムカデは熱に弱いので、「熱湯をかける」の良いそうですが、そうそう手元に熱湯はありません。そんな時はドライヤーの熱風でもいいみたいです。すぐ動けなくなるそうです。

熱に弱いのは本体だけでなく、ムカデ毒も熱に弱いとのこと。咬まれた時は、43度から45度の熱いお湯(やけど手前くらい。ぬるいと駄目らしい)、をかけ続けると、毒が失活するという報告がありました(参考「ムカデ咬症の痛みは温熱療法で速やかに消失する」,皮膚科の臨床,52-8,2010)。

 

ムカデのことを調べていると、「ムカデ競争で怪我しやすくなるのは、どんな時か」という研究発表がありました。本当にいろんな疑問があるものですね(富士市中学校運動会種目「むかで競走」の外傷調査「大むかで」における2015年までの5年間の解析)。ちなみに「多人数、練習が少ない」が危険因子だったとか・・・

 

ではみなさん、ムカデとムカデ競争での怪我に気をつけて、梅雨時をお過ごしください。




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