大井田病院に就職して30年以上が過ぎました。検査室には私が就職するより前に導入されていた分光光度計があります。仕事を始めた頃は生化学自動分析装置もなく、ほとんどの検査を用手法で行っていました。試薬の調整から標準液の準備、試薬、検体の分注そして分光光度計で比色して結果報告。その当時は分光光度計がメインで活躍していました。今は使う頻度が少なくなりましたが、今でも現役で稼働しています。
分光光度計の横にあるミキサーやタイマーも私が就職する前からあったものです。検査室にはちょっと昔に使っていたものがまだありそうです。