特定医療法人 長生会 大井田病院

高知県宿毛市にある『特定医療法人 長生会 大井田病院』のブログ

  先週末の桜の開花宣言から約1週間がすぎ、本日の気温上昇でかなり開花しそう予感です。ただ夜は冷え込む地域があると思いますので宴会時には上着を忘れずに!!

 さて、今回の診療報酬・介護報酬も発表され現在疑義解釈をチェック中。いよいよ医事課筆頭に届け出最終準備にはいります。では、今回の改定はどんな内容だったのか・・・

あくまでも私見ですが、今回の改定の要点をまとめるとすると以下の3項目になります。

1.地域包括ケアシステムの構築と医療・介護の連携強化

今回改定の重要項目は「地域包括ケアシステムです」

どんどん在宅でみていこう。自宅や介護施設などの医療ニーズや看取りを強化していく方針です。このあたりの点数が、今後も評価される可能性は大ですね。

今まで曖昧であった、かかりつけ医機能も明確化。


2.医療機能の分化、連携の促進、効率的な医療提供体制の構築

医療機能や患者の状態に応じた評価により、地域医療構想の達成を推進。

地域医療構想では、「ベット削減」などというニュースにもなっていますが、実は「ベット削減」ではなく「機能の転換」が正しい使い方です。


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2015年 病床計133.1万床

2025年 病床計119.1万床


減っているじゃん!と思うかもしれませんが、実はちょっとしたカラクリが。

上のグラフで、2025年の介護施設、在宅30万人はこの数字に含まれていないのです。

ですから、実際は


2015年 病床計133.1万床

2025年 病床計149.1万床

となり、ベット削減にはならないわけです。しかし、見てもらえばわかるように、急性期病床については削減され、回復期病床が拡充されています。高齢者が在宅でも生活ができるようにとリハビリの充実をはかっているためです。慢性期に関しても削減され、介護施設や在宅の必要量を増やそうとしています。


3.質が高く効率的なサービスによる高齢者の自立支援等

今回の改定では「医療の質」というものが評価される傾向がありそうです。

今の回復期リハのようなアウトカムの評価が様々な点数に取り入れられるのではないでしょうか。

”費用対効果”などの言葉もよく書かれていますね。

アウトカムをしっかり見られるとすれば、おそらくできていない病院には診療報酬で低い点数設定をしてきます。そうなると、病床転換という経営判断をせざるを得なくなってしまいますよね。


中医協が好評しているデータと比較して、今の病院の状況をしっかり把握しておくことが大切かなと思ってます。




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2018年医療介護同時改定(最終編)・・・管理部長のひとりごと

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