毎月第1火曜日は4階病棟のBLS研修の日。BLSとは日本語で言うと一次救命処置のこと。要は急変が起こった時の初動についての研修を月に1度行っています。
今月も12/4に実施されました。いつも行っている研修は医療に従事していない方でも連想される心臓マッサージやAEDを使っての研修なのですが、今回は少し違う内容でしたのでご紹介します。
今回のBLS研修ではアナフィラキシーショック時の対応についてのロールプレイングを行いました。急変時に行わなければならないことはある程度決まっているのですが、その場に立つとどうしても動揺したりちょっとしたパニックに陥ったりしてなかなか思うように行えなかったです…。救急カートの中の物品を探すのに時間がかかってしまう…という場面もありました。

途中小児科医の矢野先生が見に来て下さり、アドバイスを頂きました。保育園なんかでもアナフィラキシーショック時の対応について指導されたりしているそうで、いかに迅速に対応するべきか、そのためにどのように動くべきであるのかを教えて頂きました。

ロールプレイングで実際に初動を行い、その後に全員で振り返りをすることで実際の課題が見えどのように対応すべきなのか考える機会となりました。実際に急変が起こったとき適切に動けるように、このような機会に自己の課題等も見つけられるようにしていきたいと思います。