社会福祉法人 幡多福祉会 幡多希望の家 (旧重症心身障害児(者)施設) 

高知県宿毛市にある『社会福祉法人 幡多福祉会 幡多希望の家 (旧重症心身障害児(者)施設) 』のブログ

投稿時間 : 09時00分00秒

カテゴリー : 福祉交流学習

ジャンル : 施設関連



先日の職場体験の2日目です。

朝の清掃の後は、利用者の方の取り組みに参加してもらいました。


当施設では恒例の、オセロ対決の様子です。

中学生相手にもけっこう勝率は高いですよ



お誕生日ボードの飾りつけもしてもらいました



午後は、『スヌーズレン』を行いました。

暗い部屋に心地よい音楽を流し、アロマを焚き、光る装飾等を置きます。

その空間の中で、利用者の方にゆっくり過ごしてもらう取り組みです


※スヌーズレンとは・・・

 70年代半ば、オランダの重度知的障害を対象にした施設で教育的刺激を与える環境設定方法として始まったそうです。

 語源はオランダ語のSnuffelen(くんくん匂いを嗅ぐ) Doezelen(うとうとする)という2つの言葉からできた造語です。ほどよい感覚刺激とリラクゼーションを目的としたレクリエーションです。


今回は真夏の暑い中での『職場体験』で、学生の方は疲れた事だったと思います

暑い中ではありますが、学生の方のおかげで楽しい2日間が過ごす事が出来ました


投稿時間 : 09時00分00秒

カテゴリー : 福祉交流学習

ジャンル : 施設関連



本日は近隣の中学校から、『職場体験』

2日間の日程で、2名の学生の方が来られました。


朝は当施設では恒例の、病棟のお掃除を1時間以上かけて体験してもらいました。

換気のため、窓を開けての掃除となるのでとても暑いです


掃除の後はオリエンテーションで、重症心身障害児者の方についてや、

当施設の概要を勉強してもらいました

オリエンテーションの後は、利用者体験として

トロミのついたお茶を飲んでもらったり、経管栄養の味見などしています。


昼食の検食の様子です

利用者の方が普段どんなものを食べているのか知ってもらいます。


午後からは、利用者の方の取り組みに参加です。

今日は保護者の方も参加してくれました。

暗くした部屋で花火の映像を見ながら、温かい足湯でリラックスタイム

お湯には入浴剤を入れているので、とても良い香りに包まれていました


『職場体験』の学生の方は、初日で少し緊張されている様子でした

せっかく夏休みを利用して来てくれているので、明日はもっと楽しんでもらえればと思います。

明日の様子もまた、こちらでお知らせします


投稿時間 : 08時51分46秒

カテゴリー : 施設長の思うまま記

ジャンル : 医療コラム

2019/7/30

施設長 山本洋

 7月30日 やっと梅雨が明けて、今までのお返しとばかり夏の強い太陽がじりじりと照っている。今日は全国各地で気温が35度を超える猛暑日になる予想が出ている。熱中症の患者が少なければいいがと心配する。

 4日前の7月26日は忘れられない日である。3年前の明け方ラジオを聴いていた私は番組を中断して飛び込んできた「神奈川県の障害者施設で事件が会ったようだ」とのニュースを聞いた。その後も断続的にニュースが流れ、しだいに詳細が明らかになった。

 こともあろうに施設の元職員が、障害者施設に入所している人を狙って侵入して、呼びかけても返事がない人を次々に刺殺していったという。「意思疎通が取れない重度障害者は安楽死させるべき」と言う、なんとも偏見に満ち満ちた考えに従って凶行に及んだ。短い期間であれ実際に、障害者施設で勤務し介護の経験がある人間がこのような虐殺を行うとは、いまだに信じられない、仕事に就いていた時に彼は何を考えていたのだろう、どんな目で障害者の方を見ていたのだろうか?日々障害者の方と接していてどうして人間的な交流が持てなかったのだろうか?彼がしたのは決して安楽死ではなく、虐殺でしかない。

 事件があった当時、私は希望の家に赴任してまだ右も左も良く分からない中で日々の業務をこなしていた。それでも3ヶ月経つと入所者の顔と名前が一致して少しずつ、その入所者がいつごろから病を得てどのように生活してきたかを知るようになってきていた。入所者一人一人の背景にはそれぞれの複雑な物語があると知るようになった。そのような時期に起こった事件である。それから3年が経った。

 世の中は変わって来ているのだろうか。障害者の方々に向けられる目はより温かいものになっているのだろうか?正直それを実感できるようには思えない。しかし、少しずつでも変化はあるようだ。今年になって、旧優生保護法の元に強制的に不妊手術を受けさせられた被害者の方々に一律に一時金を支払う法律が成立した。しかしそれは自ら名乗り出ないと救済の対象になれないことや、補償額の面でも問題は山積している。また7月12日にはハンセン病の患者を強制的隔離する政策によって被害を受けた患者さん、そのご家族への損害賠償を国に命じた熊本地裁判決が確定した。それを受けて、24日安部首相はハンセン病家族に直接謝罪した。今後補償をめぐって様々な議論があるだろうが、速やかに補償が実行されることを期待したい。

 7月21日に投開票された参議院選挙では、比例区に れいわ新選組 から二人の重度の障害者の方が当選された。一人は難病のALSの患者さん、もう一人は脳性麻痺のある方。また岩手選挙区では、事故で脊髄を損傷し車椅子生活を送る男性が初当選を果たした。事故で下半身不随になった八代英太さん以来のこと。これは画期的な出来事ではなかろうか。今後三人が堂々と議会へ登庁されて、しっかりと自分達の公約や意見を開陳できることを期待したいと思う。こうしてみれば少しずつでも障害者の方に対する、健常者の方の見方が変化してきているのかと思われる。この動きがますます勢いを増していくことを願う。

 私はと言うと、ハンセン病の差別を生んだといわれる隔離政策を進めていった岡山県の長島愛生園の医師小川正子の書いた「小島の春」を最近始めて読んだ。

驚いたのはその本の冒頭に私が長年勤務した田野々診療所がある旧幡多郡大正町が出ていたことである。彼女は愛生園からハンセン病の患者を迎えに高知県に派遣されたのであるが、その最初の派遣先が高知県幡多郡大正町だったのである。

 私は岡山県備前市に生まれた、邑久郡の長島の愛生園はすぐ近くなのであるが訪れたことはない。そして私の所属していた岡山大学医学部第三内科教室から長島の病院へ医師を派遣していた。そこで勤務されていた医師と話したことはなかったので長島の内情はまったく知らなかった。

 不思議な巡り会わせだとおもった。今度岡山へ帰った時には一度長島を訪ねてみたいと今は思っている。



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